FlashがCS4あたりから登場した、FlashでiPhoneアプリが作れるというもの。
当時は「Flash for iPhone」とかなんとかっていう名称でしたが、
今は「AIR for iOS」という名称になっているようです。
以前に試したときは動作が重くなってしまい、ガラケーのFlashLiteを表示しているかのようでしたが今はかなり改善されているようです。
端末のスペックが上がっているのも要因と考えられます。
作り方は簡単で、スタートアップスクリーンから「AIR for iOS」を選択すると640×960のサイズに設定された
ステージが作られ、いつものようにFlashを作っていくだけです。
書きだすときは「ファイル」->「AIR for iOS設定」から各設定を行い、ipaファイルをパブリッシュする流れになります。
この設定画面で対象のデバイス(iPhone,iPad)アイコンの指定、言語の指定なんかを行います。
iOS証明書とプロビジョニングファイルはこの画面から指定を行います。
試しにテストアプリを作ってみました。
画面をタップするとランダムの色が設定された円を生成して四方にランダムのスピードで飛んでいきます。
他の機能としてはANE(ActionScript Native Extensions)という拡張機能があるようで
ネイティブコードの関数を呼び出す、といった事が出来るとのことです。
私は元々AS書きだったのでObj-Cで書くよりこっちのほうが断然生産性がいいです。
簡単なアプリならAIR for iOS、っていう選択肢ができるといいかなと思いました。