どうも石川です。
今回も石川が期待している映画の紹介をします。
今回の映画は「The World’s End」です。
監督はエドガー・ライト、出演はサイモン・ペグ、ニック・フロストという
一部の映画好きは名前を聞いただけで嬉しくなるトリオによる最新作が
「The World’s End」です。
彼らの作品である「ショーン・オブ・ザ・デッド」、「ホット・ファズ」は
本当に嬉しくてたまらなくなる作品でした。
何故彼らの作品がこんなにも僕達を嬉しくさせるのか。
それは彼らの作品にはジャンルに対する愛が詰まっているからだと思います。
例えば「ショーン・オブ・ザ・デッド」ではゾンビ映画に対する愛が
詰まった作品でした。
銃がないからクリケットのバットで戦ったり、ゾンビから避難するために
パブに行ったりとゾンビものを”イギリスでやったら”という置き換えが面白い、
基本的にはパロディを軸としたコメディです。
しかしこの作品の凄いところはただのパロディで終わっていないところだと
僕は思います。
ソンビものでは定番のグロテスクなシーンも、
愛する者がゾンビになるというハードな展開もあります。
そして話の根底にあるのは友達同士の生ぬるい関係の中で
大人にならずにゆるく生きてきた主人公が成長する話でもあります。
ただのパロディには逃げず、むしろそのジャンルを更新していくが
彼らの作品の凄さではないでしょうか。
今回は「ボディ・スナッチャー」のような社会派SFに
挑むようですがどうなるんでしょうか。
日本での公開は2014年春とまだまだ先ですが、期待して待ちましょう。