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    アカデミー賞を取る映画は本当に面白いのか

    どうも石川です。
    今回は3月2日に行われるアカデミー賞についてです。

    アカデミー賞は1929年から行われているアメリカの映画の祭典で
    最も有名な映画祭です。

    アカデミー賞はとにかく知名度が高くここで賞をを取るか否かで
    その後の興行に大きく影響すると言われています。
    確かにアカデミー賞作品賞受賞と宣伝されてるととりあえず
    良い映画なんだろうなとは思いますよね。
    今年は「風立ちぬ」が長編アニメ賞にノミネートされるなど話題が尽きない映画祭です。

    しかしアカデミー賞を取った映画は本当に面白かったり、良い映画なのでしょうか。

    まずアカデミー賞の選考ですが、これはアメリカの映画産業の関係者と
    アカデミーの会員の無記名投票で決まります。
    平たく言えばアメリカで映画を作っている人たちが決めるのです。
    映画の批評家や海外の有名監督などを呼んで審査する他の映画祭とも違うし、
    一般の人の投票があるわけでもありません。
    アメリカで映画を作っている人たちがアメリカで映画を作っている人たちに
    賞を与えるという極めて内輪な映画祭がアカデミー賞なのです。

    またノミネートの選考についてもただ単純に面白い映画が
    選考されるわけではありません。
    アカデミー賞に各配給会社ごとに枠が存在するため、
    どんなに素晴らしい出来の映画がいくつもあっても一つの配給会社から
    ノミネート出来るのは1つか2つです。

    必然的に出来がいいのにノミネートされない映画や枠のために
    大して評判も良くないのにノミネートされる映画が出てしまうのです。

    さらに選考にはロビー活動が積極的に行われていると言われています。
    基本的には内輪の審査なのでお金をかければ票集めをすることも出来るのです。
    何故こんなことをするのかと言うとそれは映画をヒットさせるためです。
    地味な文芸映画はアカデミー賞を取ることで泊を付けることで人が入ったりするのです。

    いかがでしょうか。果たしてアカデミー賞を取った映画は面白いのでしょうか。
    アカデミー賞の裏事情を考えながら見ると面白く見れるかもしれません。