こんにちは、2月からバイタリフィで働いている中村です。
よろしくお願いします。
早速ですが、みなさん「LAMP(ランプ)」という言葉をご存知ですか?
僕は初めてこの言葉を聞いたとき、発光部品のランプのことを想像してました(><)
ちなみにBUMP OF CHICKENのインディーズ1枚目のシングルも「LAMP」という曲です!
1999年にリリースされてます、いい歌なのでぜひ聞いてください(^^)
・・・それはさておき、今回記事で書く「LAMP(ランプ)」というのは、
発光部品のことでもなく、もちろんバンプの歌でもありません。
今回の「LAMP(ランプ)」というのは
Webサイト構築
に関係する総称です。
初めて知った方、もしくはこれから勉強しようとしている方は
ぜひこのブログを読んで参考にしていただければ幸いです。
「そんなの知っているよ!」という方は暖かく見守ってください。
まず、LAMPという言葉ですが、1998年にドイツのコンピュータ雑誌であるC’tにて
M. Kunzeが提唱したのが始まりと言われてます。
そしてこのLAMPという言葉は、以下の4種類の技術の頭文字をとった総称になっており、
この4種類の技術を使うことで、「Webサイトを作れますよ」という意味になります。
・Linux
・Apache
・MySQL
・Perl・PHP・Python
Web業界ではありがちの4文字英語ですが、このLAMPの凄いところは、
言葉が提唱されて10年以上もWeb開発の最前線で使われ続けているところにあります。
なぜ10年以上使われているのでしょうか?
それは、この技術が全てオープンソースだからなのです。
オープンソースのため、誰でも自由に無料で、中身の閲覧・開発・改善を行うことができます。
そのため世界中の人の知恵がそこに集まり、堅牢性、耐障害性が秀でているのです。
結果として長い間、webサイト構築でこの「LAMP」という技術が使われているのです。
それぞれの具体的な内容は下記の通りです。
[Linux]
既存のOSのコードを流用せず、0から書き起こされたOS。
GPLというライセンス体系に基づいて、誰でも自由に改変・再配布することができる。
ネットワーク機能やセキュリティーに優れ、また非常に安定していることや、
他のOSに比べ、低い性能のコンピュータでも軽快に動作することなどの特徴がある。
[Apache]
世界中でもっとも使われているWebサーバソフトウェア。
数多くのOSをサポートするために、MPM(マルチ プロセッシング モジュール)という仕組みをとっている。
これにより、利用するOSに最適化されたApacheを容易に組み込むことができる。
[MySQL]
オラクルが開発するRDBMS(リレーショナルデータベースを管理、運用するためのシステム)で、
世界でもっとも普及しているオープンソース・データベース。
マルチユーザー対のため応複数の人が同時に利用するWebアプリケーションのデータベースとして適している。
なおMariaDBとは、MySQL派生のRDBMSである。
[Perl、PHP、Python]
これらはwebに適したスクリプト言語である。
スクリプト言語とは、web上の動作を記述するのに適した言語である。
・perl
日本語をはじめとして世界中の言語を処理可能、多次元データ構造が利用可能、簡潔にプログラムを記述できる、
高い後方互換性を持つ、プログラムの実行には事前コンパイルは不要、などといった特徴がある
・PHP
Webアプリケーションのサーバーサイド・スクリプトに専門化、平易な文法、データベースへの容易なアクセス、
多くのオープンソースのフレームワークやライブラリが利用可能、などといった特徴がある
ちなみに、この「LAMP」、なんと自分のPC上で作れちゃいます。
興味があるひとは、ご自身でつくってみてください。
無料でサイト制作ができますので(^^)
それではまた来月。