心理学「メタモデル」を使って友達を励ますには?

    securedownload

    こんにちは、心理学が好きな中村です。

    今回は心理学を使って友達を励ます方法を紹介します!

    実はこんなことがありました、
    以前、10年ぶりに高校時代の友人の同窓会に行ったのです。

    「懐かしいなー」
    「みんな変わってないなー」
    と楽しくお酒を飲んでいました。

    そんな時、いつも元気だったのに、
    その日はテンションの低いK君が、
    「この間仕事で凄いミスをしてしまって。最悪だ・・・」
    と言ってました。

    そこで私は彼を励まそうと思い、
    「そんなこと言うなよ!次頑張れば大丈夫だよ!!」
    と言いました。

    しかし、そんなアドバイスも彼は話し半分。

    結局最後まで元気がなかったのです。

    それからしばらくして、私は知ってしまいました!

    私のアドバイス、心理学的には、
    完全に間違えた考えてたのです。

    実は、このような状態の人には、
    アドバイスではなく、質問をしなければならない。

    というのが心理学の見解なのです。

    なぜか?

    それは、
    人は、情報を省略し言葉を発するからです。

    しかもそれを無意識で行っているため、
    本人でさえも何が問題かを認識できていない。
    そのため、

    その問題を認識させるために、質問が必要

    ということです。

    私の場合だと、
    K君が「最悪だ・・・」と行った際は、
    「それをしてしまうと、どうなるの?」

    「これからはどうしようと考えているの?」
    といった具合に質問をしなければ行けないのです。

    本人に本当の問題を認識させる

    ことが一番有効なコミュニケーションになります。

     

    このように質問をして、相手に認識させることを
    「メタモデル」
    と言います。

     

    例えば、
    「このままではダメだ」と言う人には
    「このままというのは具体的になんのことですか?」

    「自分の意見を言えない」と言う人には
    「自分の意見を言うとどうなるの?」
    などです。

    ここで、1点注意点があります。
    それは、
    「なぜ?」という質問は使ってはダメ
    ということです。

    この質問は責められているように感じ相手を追いつめることになるからです。

    質問の際は必ず、
    「誰が?」「何を」「どのように?」
    など情報を明確化させなければいけません。

    仕事においても問題を抱えている人には、
    相手が発する言葉だけでアドバイスするのでなく、
    メタモデル
    を使った質問が非常に有効だと言えます。

    あなたも、ぜひこの方法をいかしてみてはいかがでしょうか?