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    カテゴリー 日常 / プライベート

    今度は世界各地で戦うぜ「エクスペンダブルズ3 ワールド・ミッション」

    どうも石川です。
    今回も石川が期待している映画を紹介します。
    今回はエクスペンダブルズ3 ワールド・ミッションです。
    主演はシルベスター・スタローン、監督はパトリック・ヒューズ、
    共演は俺たちのヒーローたちです。

    エクスペンダブルズシリーズのストーリーというか企画の概要を
    ざっくり説明すると80~90年台に活躍したいわゆる筋肉アクションヒーローが集結し、
    僕達が好きで、今ではB級と罵られているある種の映画をもう一度やるというものです。

    一作目では我らがシルベスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、
    ドルフ・ラングレン、ジェット・リー、ミッキー・ローク、エリック・ロバーツ、
    二作目ではアーノルド・シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリス、チャック・ノリス、
    ジャン・クロード・バンダム等が出ていました。

    このシリーズは一言で言うと同窓会映画なので、一番の肝は
    誰が出ているか(来ているか)であります。そのためもしかしたら映画を
    観ている時よりもキャスティングの話を聞いているときが一番興奮しているかもしれません。

    それでは今回は誰が参加しているのか。
    引き続き参加している人が多いのですが、今回の目玉は
    ウェズリー・スナイプス、アントニオ・バンデラス、メル・ギブソン、ハリソン・フォードです。
    やったー!

    知らない人はいないと断言しますが、一応全員説明しておきます。

    ウェズリー・スナイプスは黒人のアクションスターで彼の出世作は
    何と言ってもブレイドです。
    アメコミ原作もので、黒人の人間とヴァンパイアのハーフであるブレイドが
    ヴァンパイアたちと戦うというものでした。
    ブレイドはシリーズ化されて2はパシフィック・リムでお馴染みギレルモ・デル・トロが
    監督を務めています。興行的にも評価的にも2がもっとも成功しました。

    90年代の黒人のアクションヒーローと言えばウェズリー・スナイプスだったという人は
    僕以外にも多いのではないかなと思います。
    彼はエクスペンダブルズの1作目から出演の話があったのですが、脱税で捕まり
    刑務所に収監されてしまいました…
    最近は仮釈放となって映画も出ていますのでまたかつてのように彼が
    活躍するところが見れるのが嬉しいですね。

    アントニオ・バンデラスはスペイン出身のいわゆるラテン系の俳優です。
    元々はペドロ・アルモドバルの作品の常連として出演していて、スペインで
    有名になった後、ハリウッドに進出しました。
    ハリウッドで彼を有名にしたのはロバート・ロドリゲス監督のデスペラードです。
    ギターケースに銃を詰め込んだエル・マリアッチがギャングに
    復讐をするというストーリーがヒットし、一躍ラテン系アクションヒーローの代表格となりました。
    デスペラード以外にもマスク・オブ・ゾロやシュレックの長靴をはいたネコもやっていました。

    最近は年齢もあってアクションものには出なくなりましたが、
    ペドロ・アルモドバルの作品に出たりしてます。

    メル・ギブソンはオーストラリア出身の俳優です。
    彼の出世作はマッドマックスシリーズです。特にマッドマックス2は
    彼を有名にしただけでなく、多くの作品に影響を与えたました。
    一番有名な例は北斗の拳です。北斗の拳の世界観のイメージはほとんどマッドマックスそのまんま
    になっています。
    核戦争後の世界で何もなくなってしまった荒野をモヒカンの男たちが
    支配している、そんなイメージを持ってる作品は全部この映画に影響を受けています。

    マッドマックスで名を上げた後にハリウッドに進出した彼を有名にしたのは
    リーサルウェポンシリーズです。
    白人と黒人の二人の男が犯罪に挑むといういわゆるバディ・ムービーです。
    これはウォルター・ヒル監督の48時間に影響を受けた作品で、その後の
    バディ・ムービーの作品の流れを決定づけた作品でもあります。

    その後、監督業にも進出してキリストの受難を題材にしたパッションや
    マヤ文明の儀式に巻き込まれた青年の逃避行を描いたアポカリプトなど、
    監督としての力量も十二分にある人です。

    しかし最近は私生活での問題が多いことでも有名になってしまいました…
    恋人へのDVや飲酒運転、ユダヤ人への差別発言などで代理人がやめて
    一時期はハリウッドで干されている状態になっていました。
    近年はぽつぽつと映画に出ていますが、ここで声をかけたスタローンは本当に偉いと思います。

    ハリソン・フォードは言わずと知れたスターウォーズのハン・ソロとインディ・ジョーンズですね。
    元々役者をやっていたものの芽が出ず、一度は俳優を諦めて大工に
    なったりもしましたが、ジョージ・ルーカスのアメリカン・グラフィティに出演し、
    ルーカスに気にいられてハン・ソロ、そしてインディ・ジョーンズに抜擢されます。

    さらにこの頃はSF映画の金字塔も言えるブレードランナーにも出演と
    80年代の俳優では重要な役者の一人ではないでしょうか。

    その後も最近リブート作が公開されたジャック・ライアンシリーズの
    パトリオット・ゲームと今そこにある危機にも出演し、今度公開されるスターウォーズにも
    再び出演するという、多分今回出演しているキャストの中では一番キャリアが安定している人です。

    というように現状のキャリアは明暗わかれていはいますが、80年代、90年代を
    代表するアクションスターたちが集まる同窓会は最高のものになるんじゃないかなと思います。

    アメリカでは一足先に公開されて初登場4位と確実に興行成績が落ちている傾向にあります。
    さすがに皆飽きたのか…?という気もしないでもないですが、最高の同窓会に是非皆さんも参加して下さい。