こんにちは、管理部の小長井です。
最近自分の部屋を片付けたのでとても過ごしやすいです。
そして最近読んだ本は外山滋比古さんの「思考の整理学」という本です。
今回はこの中から3つ、頭の中を整理整頓する方法をご紹介したいと思います!
「寝させる」
英語には「sleep over」という言葉があります。
この言葉のように、問題の答えが出るまで一回放っておいて、とりあえず一晩寝るかくらいの気持ちでいます。
早く煮えないか、と見つめるナベがなかなか煮えないように、
早く答えが出ないかとこだわってしまう問題はいい方へ向かわないことがよくあります。
煮えるのに自由な時間を与えると、気付いたときいい感じに煮えているのはナベも頭の中も一緒ですね。
「すてる」
毎日たくさんの情報が飛び込んできますが、せっかくなので情報も整理してみます。
溜まった情報をひとまず分類わけします。
そして興味があるものだけ心の赴くままに、定期的にふるいにかけていきます。
ここでも焦らないで、できるときにゆるくやっていきましょう。
在庫確認、定期点検とすてていく作業で、本当に必要な情報が残っていくというしくみです。iPodの中の音楽みたいです。
「しゃべる」
黙って考え込んでしまうことで逆に何も思い浮かばなくなることってよくありますよね。
そこでとりあえず書いた原稿などを声に出して音読してみると、つかえてしまうところがあることに気付きます。
そういう部分はもう一度考え直してみる価値ありだというサインだそうです。
そうは言ってもひたすら声に出して話せばいいというものでもなく、
話すことで満足して、もっと考えてみようという気がしなくなることもあります。
いい考えを思い付いたときはひとまず人に話さずに頭の中で寝かせておくことで新たな発見に出くわすかもしれません。
長くなりましたが、これ以外にも面白くてためになる話が盛りだくさんの本なのでぜひ読んでみてください!