アウトプットする事の大切さ

    どうも。
    伊藤です。

    最近読んだ「学びを結果に変えるアウトプット大全」が非常に面白く勉強になりました。

    アウトプットとは

     おおよそ予想できると思いますが、アウトプットは「話す」、「書く」、「行動する」といった ” 運動 ” です。
    逆にインプットは「読む」、「聞く」です。

     新しい勉強をする時には書籍を読んだり先生の話を聞いたりしてインプットをしますが、ここ(インプットだけ)で終わってしまうと、せっかく勉強で得た知識も身に付きにくいです。
    当書籍のアンケートによると、インプットとアウトプットの比率はほとんどの人が「7(インプット):3(アウトプット)」らしく、インプット過剰なケースが多いようです。この比率を逆転させ「3(インプット):7(アウトプット)」の黄金比にする事で、「今まで以上に学びを結果に変えていきましょう!」という書籍です(乱暴な纏め方ですいません)。

    アウトプットが何故大切なのか

     「話す」、「書く」、「行動する」や「描く」、「歌う」といった活動は、脳の中では ” 運動 ” の部類に区分けされるようです。そして、これを繰り返し行う事で、脳は生きていく上で重要な事と認識し、一時的な情報の保存領域から長期保存領域に情報を移動させるようです。結果的に学んだ事を忘れにくくなり、結果(成果)に繋げられるようになるという事です。パソコンで比喩した場合、RAM(メモリー)からROM(ハードディスク)にデータが移動されるようなイメージでしょうか。

     この ” 運動 ” をする事で本当に記憶は定着しやすいのか?と疑問に思いましたが、以下のような表現があり納得できました。当たり前の事ですが、個人的に非常に納得できるフレーズでした。

    「数年間自転車に乗っていなかったとしても、ほとんどの人が数年後にも自転車に乗れる」

    確かに!
    アウトプットする事で「体で覚える」という事ですかね。

    アウトプットの中身

     アウトプットを行っていく事が非常に重要な事は分かりました。次はその中身です。
    個人的には、このアウトプットの中身を大切にしていきたいと思っています。書籍の画像(↑)の下の方にもある「伝え方」、「書き方」、「動き方」などですね。
    「伝え方」の場合、闇雲に話すのではなく情報をしっかり精緻し、相手に伝わりやすく話す。
    「書き方」の場合、後で読み返しても分かるように綺麗に書く。
    など。

    コミュニケーション能力や人間力にも繋がりますが、アウトプットの中身一つで相手に与える影響は大きいです。
    慎重に丁寧にしっかりとアウトプットしていきたいと思います。

    ではでは。