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    カテゴリー 日常 / プライベート

    光は速いのか。光子さんにインタビューしてみた!!

    今日はかのアインシュタインが特殊相対性理論の中で提唱した
    「光速度不変原理」から導かれるこの宇宙で最速の光さんにインタビューする形で光が速いかどうか聞いていきたいと思います。

    インタビューアー「今日はお忙しい中、インタビューにお答えいただきありがとうございます。何とお呼びすればいいでしょうか。」

    ???「今日はよろしくお願いします。便宜上、光子さんとお呼びいください。」

    インタビューアー「では光子さん。改めまして、今日はよろしくお願いいたします。早速ですが光子さん体重は何kgでしょうか?」

    光子「精密に計ったことはないんですが理論上は0となっています。」

    インタビューアー「体重0なんてことがあるんですね。ちなみに速さってどのくらいですか?」

    光子「そうなんです。速さは真空中では秒速約30万kmです。」

    インタビューアー「なんかちょっとイメージしづらいですね。わかりやすく例えることってできますか?」

    光子「わかりやすく例えると、1秒で地球を7周半できます。」

    インタビューアー「1秒地球7周半!?それはすごいですね。ちなみに月まで(約38万km)どのくらいで行けますか?」

    光子「月までなら約3秒あれば帰ってこれます。ちなみに太陽まで(約1億5000万km)なら約17分あれば帰ってこれます。」

    インタビューアー「なるほど、地球上では一番早いと思われていた光子さんも、宇宙スケールで見ると案外遅いんですね」

    光子「なっ。失礼な。この宇宙で私を上回る物質は存在しないんですよ。そんなこと言うなら金輪際、地球には太陽からの光が届かなくさせることもできるんですからね」

    インタビューアー「それは困ります。大変失礼しました。」

    光子「わかればいいんですよ。わかればね」

    インタビューアー(ほっ。これで何とか氷河期は回避したぞ。)「では気を取り直して。音さんってどう思われますか」

    光子「音?あんなの私から見ればまだまだひよっこですよ」

    音「なっ?!いま、聞き捨てならない言葉が聞こえましたよ」

    光子「だってそうでしょ。音なんて所詮大気中に伝わる波なんだから、大気がなければどこへもいけないでしょ」

    音(うう。。。何も言えない)「だけど、光に音データを載せれば、どこへでもその音は届けられるじゃないですか?」

    光子「だから、ひよっこだって言ってるの。俺がいないと一人で何にもできないんでしょ。いい加減認めたら。」

    そう、音は物質を媒体にすれば、理論上はどこへでも、その情報を伝えることはできるのだが、
    宇宙空間はほぼほぼ真空なので、音単体では、その情報を伝達することはできません。

    インタビューアー「あの〜音さん。申し訳ないんですが、あなたの速さってどのくらいですか?」

    音「1気圧20℃で秒速340mです。ちなみにこれは大気中を移動する場合です。ベリリウム中を伝播する速度は秒速12890mです。」

    インタビューアー「確かに音さんは光子さんと比較してしまうと、確かにまだまだひよっこの域を出ませんね。ただ、速いのはわかりました。」

    音「な、人間であるあなたまでそんなこと言うなんて。これは認めざるを得ませんね。ただ、光子さんに負けてもあなた方人間には負けてませんよ」

    インタビューアー「な。心外です。音如きにそこまで言われるとは!!」

    音「ならあなた方人類が今まで発明した中で一番速度を出せた物体とその速度を教えてください。」

    インタビューアー「ちょっと待ってください。今調べますので。。。。
    あっ。ありましたボイジャー1号

    太陽から約187.52億kmの距離を秒速1万7037m

    だそうです。光子さんには遠く及びませんが、少なくとも音さんに勝つことはできました。」

    音「確かにベリリウムであってもこんなに早く伝播することはできないです。不覚にも人間如きに負けてしまうとは。。。ちなみに187.52億km離れたところから光で信号を送ってそれを地球でキャッチするのは何秒後ですか?」

    インタビューアー「ちょっとお待ちください。今計算してみます。片道17時間21分56秒かかるそうなので、地球からボイジャーに信号を送ってそれをボイジャーで処理して地球でその信号をキャッチするのは約35時間後ですね」

    音「なんだ光子さんも大したことないですね。ふっ(鼻で笑う)」

    光子「何だとさっきから黙って聞いてりゃ好き勝手言ってくれやがってもうお前なんかどこへも運んでやらん」

    インタビューアー「まあまあ。お二人とも落ち着いて。」

    光子・音「黙ってろ!!」

    インタビューアー「何ですと、あなた方は我々人間がいなかったら日の目を浴びることもなかったんですよ。今から過去に戻ってあなた方の存在そのものをなくすことも可能なんですよ」

    光子・音「生意気言ってすいませんでしたorz」

    ~~完~~

    いかがでしたでしょうか。
    光がいかに速く伝播することがわかっていただけたと思います。

    また途中に音さんが乱入してきましたが、我々はこの世界を光と音によって初めて認識しているのです。
    この辺りはまた別のブログで書きます。

    長くなってしまったので、今日はこの辺で👋

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