腰痛学校

    腰痛歴20年の板羽です。若い頃は数年に1回のペースで発症していましたが年を追う毎に間隔が短くなり、3年程前からは半年毎に発症しています。それに伴い痛みも悪化の一途を辿っています。

    病院も再三受診しましたが特筆すべき異常もなく、筋トレを勧められるばかり。昨年からはジムにも通い始め、近頃はインナーマッスルの効果も感じていた矢先に発症してしまいました。

    今回の腰痛はこれまでの中でもトップ3に入るほどの激痛で、発症翌日は身動きが取れなくなりました。布団から起き上がるのにも激痛で30分かかりました。

    翌日は「AI博覧会」のイベント開催でしたが、歩行困難のため妻に車椅子の介助を受け出勤。関係者の方にご挨拶させていただく度に、自分自身が情けなくなりました。

    この激痛をなんとかできないものかと考えていた際に、そういえば先日息子の同級生の親御さんにカイロプラティックを紹介していただいたことを思い出し、縋る思いでそちらを訪ねました。そして施術の終了後、先生から一冊の本をいただきました。それがこの本です。

    人生を変える幸せの腰痛学校

    こちらは腰痛の改善を目的とした小説形式の本。
    腰痛とは精神的な要因によって発症・慢性化・再発し、腰痛を認知行動療法に基づいて治していくという内容。『読んで治す腰痛』を謳っていますが、正直に申しますと読み終えた後も腰痛は治っていません。しかしこの痛みをなかった事にしようと自己暗示をかけるように意識しています。

    アドラー心理学の解説もあり、腰痛に限らず生き方や考え方にもアプローチしていて、行動変容のきっかけにもなると思います。

    現在腰痛に悩んでいる方も、腰痛が全くない方にも考え方の参考になりお薦めです。