制作部の石屋です。
知り合いに借りた1冊をきっかけに、今更ながら誉田哲也にはまっています。
とにかく読みやすい。
キャラクターが立っている。
今は警察ものを中心に読んでいます。
読む劇薬と呼ばれるほどに、生々しい表現も出てくるのに、なぜか止まらない。
あっという間に読み終わってしまいます。
巻末解説にもあるのですが、著者の評価に、その「リーダビリティ」の高さがよく取り上げられます。
その裏返しで、全体に軽くなりがちなんて評価もあるみたいですが、
評論家でもないので気にしません。
読みやすく面白い。
私達の制作の現場でも同じような言葉で「ユーザビリティ」がよく出てきます。
Webコンテンツの使いやすさですね。
特にWebというものがリテラシーの差が顕著で、かつ構成要素も多様なので、
活字というシンプルな要素におけるリーダビリティより、重要度が高い気がします。
誉田作品の読みやすさは、作品を重ねるごとに磨きがかかっていると評されるように、
読みやすさ、使いやすさを提案する力ってのは「センス+経験」で上がっていくのかなと感じています。
自分のセンスのレベルは不明ですが、
毎日の積み重ねが良い仕事、良い提案につながると信じて今日もPCに向かいます。