毎度、川勝です。
ベトナム法人バイタリフィアジアの10周年イベントに参加してきました。
バイタリフィアジアは2008年12月に買収したのですが、前身のデジパベトナムの設立が2008年5月なので、
会社としては10年を経過しています。
このような節目を迎えることができたのも、従業員やお客様、応援してくださる方々のお陰です。
本当にありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます。
10年前、私は36歳でした。
当時26歳の伊藤君(現専務、当時はリーダー)とベトナム視察に行ったことを昨日のことのように覚えています。
若さと勢いだけでベトナム進出(買収)を決めました。
買収当時はスマートフォンはまだ世の中に普及しておらず、ガラケーが中心でした。
我々の開発もガラケーの公式サイト開発が中心で、SNSが流行り出してソーシャルゲームが始まったころです。
買収から2年程度はなかなか起動に乗らず苦労の連続でした。
その後スマートフォンの急激な普及、ベトナム側の人員が50名を超えスケールメリットが出やすくなり、
為替が1ドル80円前後の円高に進んだこと、アジアブームなどが同時に起こり、一気に拡大することができました。
しかしアベノミクスで急激な円安に戻し(1ドル120円前後)、競争が激化し、インフレによる給与の上昇など
悪要因が重なってまた苦しくなりました。
その後、櫻井社長に経営のバトンタッチを行い、少しずつ改善していきました。
現在ではAI(人工知能)などの最先端の技術を売りにする技術者集団として一定の地位を築き、
経営も安定成長しています。
近いうちに更なる高みを臨むのではないかと思っています。
櫻井社長は10年前に日本法人バイタリフィにエンジニアとして入社し、ベトナム法人買収後、かなり早い段階で
ベトナムに赴任しました。縁もあり、現地で伴侶にも恵まれ、三児の父としてベトナムに骨をうずめる覚悟でフルコミットしています。
日本法人の創業に近いメンバーも、今ではベトナムで欠かせない存在となっており、活躍しているのも嬉しく思います。
営業担当の役員もおり、AIのスペシャリスト(データサイエンティスト)もおり、イケメンも体育会系もおり、
長年勤務しているメンバーも多数おり、バランスのよい組織となっています。
10年も我々を支えていただき本当にありがとうございます。
現地で頑張ってくれているスタッフのみんなにもお礼を言いたいです。本当にありがとう!
また日本法人でもベトナムのことをいつも気にかけてくれているスタッフの皆さん、ありがとう!
みんなの頑張りのおかげで楽しく過ごすことができています。夢を見ることができています。
これからも皆様に感謝の気持ちを持ちながら、永続できる企業にしていきたいと思います。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。