コスメ実験教室の段!

    ごきげんよう、原宿を通るたびに原宿さんを思い出すモリヤです(伝われ)
    Hi,there! It’s Koty.

    休日の暇潰しをプライベートなワークスペースのSlackチャンネルにUPしていたら、前職の同僚からブログに載せてほしいと言われたので、早速書いてみることにしました。
    私の片思いかもだけどいつも仲良くしてくれてありがとう。この東京砂漠で出会えた奇跡。


    さて、本題。
    ある日、こことここの色をまとめて一つにできたら片付くのになー!との長年の思いを実行に移すべく思い立って、ようやくそこまでイレギュラーではない値段になったエタノールと、中がツルツルの乳鉢を買いました。
    はい、半端アイシャドウ及びチークのエタノールプレスのお話です。

    まとめたいアイシャドウたち。

    余談ですが、生物学界隈では、100%エタノールのことを100エタと言います。70%エタノールは7エタ。0どこ行った。そして飲み会のことはエタ沈とも言います(私調べ)。自粛で仕方がないですが、エタ沈に飢えています。
    ファルコンチューブ(コニカルチューブ)には大体、100%EtOHなどと書きます。
    ※本来のエタ沈は、DNAを抽出する際に後半でエタノールを加えてDNAを沈殿させる操作のことです。

    第一陣。
    元々固形のアイシャドウは、エタノールだけで固められます。
    速乾性のために100エタを使います。とは言っても、しっかり乾くまでに4月の気温で2晩かかりました。

    爪楊枝などでガリガリと端から剥がしたり刺して破砕したりして、乳鉢に入れていきます。

    同じような色だと思って出してみたら、結構違った。

    MACピンクパール系アイシャドウ
    (アウトレットで買って文字薄れて色名すら分からず)
    ×
    NARSピンクパール系アイシャドウ
    (6色パレットでここだけ先に減った)

    乳棒でよくすり潰し、混ぜるようにして、乾いたままケースに入れていきます。

    乾いてこんもりしているところ撮り忘れた。

    スポイトでひたひたになるまで100エタを滴下し、その中に残った粉末を入れてスパチュラかなんかで混ぜていきます。固くなりすぎそうだったら再度100エタを加え、全ての粉末を混ぜ終えたらティッシュかなんかを小さく畳んで表面に押し付けていきます。よほど緩くない限りティッシュに大量付着はしないので、ギュッと押し付けるようにして大丈夫です。


    あ、このマスキングテープは去年、大江戸博物館で買ったものです。

    乳鉢の中で先に粉末全部を混ぜて練ってから詰めて行っても良い気がします。各自のやり易い方法でOK。私は単に、乳鉢付着分が勿体無い気がしたので粉末入れ派。
    結果混ざれば皆同じ。
    ごはんも腹に入れば皆同じ。



    ANNA SUIオレンジ系チーク
    (持っていることを忘れていた死蔵品)
    ×
    ADICTIONベージュ系アイシャドウ
    (3度リピート色。また新しく買う予定でかさ増し&色を淡くする為に合体)

    海外では丸型のシャドウケースが多いのか?そんなこともないような?コインプレスでアイシャドウを押し固めるようですが、四角のだとコイン角に入らないよね。うん、まあ、跡つくよね。知ってた。

    手作りキャンドルを作ったことのある人なら分かると思うんですが、素人レベルだと、あれ、固まると中だけ凹むじゃないですか。アイシャドウもそうでした。
    プレスはしなくてもいいけれど、キワを押し込むためにはした方が綺麗に仕上がると思います。




    NARSピンク系ゴールドラメチーク
    (ケースも経年劣化で分解)
    ×
    ADICTIONニュアンスローズ系チーク
    (普通に使っていたけどこっちも古い)

    NARSはちょっと濃いなー、ADICTIONはちょっと物足りないなー、と思っていたので、ちょうど良く中和された色ができて満足です。

    結構粉質いけてました。

    使いにくくなったコスメが息を吹き返しました。

    第二陣。
    元がルースタイプ(粉状)のものは、グリセリンかオイルを混ぜると良いでしょう。





    私のオンライン転職はこのパレットでどうにか勝ち抜いたDiorの限定品。操作前写真を撮り忘れたので、以前たまたま撮った切り抜きで失礼をば。





    真ん中の色だけが綺麗になくなっているのがお分かりいただけるだろうか。元はゴールドがかったベージュパールといったお色味でした。正直、左下と右上は全然使わないんですが、まだ全然使える左上と右下があるのに真ん中がなくて使えないのが勿体無さ過ぎて。
    ここ他ので埋めればいいんじゃ、と最初に思い付いて作りたかったのはこれ。
    別に他の単品と合わせて使えばいいんですけどね、そうしてもいたんですけどね、どうしてもパレット状態にしておきたいワガママです。





    MACのミニピグメントでそれっぽい色を選んで購入。
    片方は思ったより強めのゴールドブラウンでしたが、ベージュパール系の方が気に入ったのでそのまま使っていました。
    全部使うのが勿体なかったので、ちょっとケチって少なめ。2色を混ぜて、元の色に若干でも近付けてみました。
    100エタ1mlに対してグリセリン3滴くらいの割合。グリセリンはそのまま滴下出来る出し口でした。シャーレに入れて、スポイトでピペッティング(ヤホーでググる!)して混合しました。





    ついでなので、第一陣で中身をあけて混ぜた結果空いた、MACのスモールアイシャドウケースにもミニ2色シャドウを作りたいなー、とこれも思い付きで作り始めたところ、こっちは粉が足りずに急遽他のも入れ始めたりして失敗、、ルースタイプのアイシャドウは液体混ぜると量が激減することを学びました。皆様も覚えておいてください。
    コインプレスだけは50セントがサイズ丁度良かった。





    MACのケースがもう一度空いたら、昔に買って全部使い切ったMACの2色ミネラライズアイシャドウを、記憶だけを頼りに再現してみようと思います!



    お顔を隠していたシャドウ類の乾燥後。ほかのところは使いかけ。


    使ったものを最後にまとめますね。
    ・アイシャドウ、チーク
    ・100%エタノール
    ・グリセリン
    ・スポイト2本(純エタノール用と、エタノールとグリセリンの混合用)
    ・乳鉢と乳棒
    ・シャーレ
    ・スパチュラ
    ・50セントコイン
    ・ティッシュ
    ・綿棒とコットン(清拭用)
    ・ゴミ袋大(用具とゴミ置きとして床に敷いて使用)


    皆様も、眠っていた、あるいは復活させたいお気に入りがあれば、合わせてリメイクしてみてはいかがでしょうか。
    意外と簡単でしたよ!

     

    それでは、またお会いしましょう。
    Bye, see you two weeks later!

     

    To see my next blog【手抜き料理のススメ】


    To see my older blog【私の愛する食堂三選 My favorite restaurants 3】