お疲れ様です。
8月にAIソリューション事業部へ異動になった島貫です。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
私は絶賛、推し活が充実しすぎる日々を送っております。
そもそも私、推しが複数いるのですが、その推したちがこぞって8月9月にいろんなイベントを開催しまくった結果、大忙しでお休み(休息の日)がありません。
そんな推しが主演を務める映画『8番出口』。やっと観に行くことができました。
(ずっと前からムビチケは持ってたんですがね…)
今回は映画『8番出口』についてお話ししようと思います。
まず、『8番出口』とは、KOTAKE CREATEが開発し、2023年にSteamで配信したインディーゲームです。
日本の地下通路のような無限ループの空間で異変を見つけ出し、「8番出口」から外に出ることを目標とするゲームです。
いろんな配信者さんが実況配信や実況動画をされている人気なゲームですね。
私も推しのプレイ配信を見ました。
実写映画は、嵐の二宮和也さんが主演、川村元気さんが監督を務めました。
2025年8月29日に公開され、9月21日までの24日間で観客動員260万人、興行収入37億円 を突破しているそうです。(※興行通信社調べ)
早速、映画を観た感想に移っていこうと思いますが…
結論から言うと、私的にはかなり面白かったです!
正直、推しが主演を務めているとは言え、あまり期待してませんでした。
ネタバレはあまり見たくないので調べたりはしませんでしたが、ネットで賛否両論的なことが書かれているのも見かけましたし、原作のゲームにストーリーはなく、間違え探しや脱出ゲームといった感じのゲームだったので、そこにストーリーを付けてもチープというか無駄と感じる気がしていたからです。
実写化する際、原作漫画にオリジナリティを加えら、大体が不要と感じたり、キャスティングや撮影における制限によってそうせざるを得なかったんだろうなと感じることが多いです。
(まぁ私はその工夫を感じたり考えたりすることが好きなので、実写化を観るのが結構好きなんですけどね😁)
オリジナリティを付け加えるだけでそう思うのに、『8番出口』というストーリーのかけらもないゲームだと全部オリジナルじゃん、別物として楽しむ感じかな~と思いつつ観に行きました。
結果としては、大当たりの映画でした。
もちろんすべてゲームには出てこないストーリーでしたし、ゲームにはない異変が追加されていましたが、知っているゲームの内容を邪魔せず、補完していくような内容でした。
意味のないゲームの要素にバックボーンを付けていくような、ゲームの裏側を知れたような感覚でした。
……よくよく考えたら、全部オリジナルだからこそ比べるものがなく良かったのかもしれませんね。
おすすめは映画を見た後に、YouTubeで考察を見ることです。
映画では、伏線が多く張られており、それをわかりやすく回収はしていません。ボーっと見ていたらなんてことないものも意味があるんじゃないかと考えさせるような表現が多いです。
「あの異変はアレを表していたんだろうな」、「こうだったからこの結果になったんだろうな」、「そもそもこの無限ループをコレに例えているんだろうな」、いろいろな考察があります。なんだったらその考察動画のコメントまで見てみるとさらに面白いです。自分では気が付かなかったところや、たどり着かなかった発想など、どんどん8番出口に対する考え方が変わっていきます。
おそらく、『世にも奇妙な物語』や2019年に放送した『あなたの番です』というドラマで考察するのが好きだった人はおそらく好きだと思います。
私も『あなたの番です』の放送後すぐにTwitterを開いてみんなの考察を読んでいました。
あんなに怖くはないですけどね笑
(一部びっくりするシーンはあります。私は目を細めていました。)
実は、映画公開より少し早い7月9日に映画の脚本家の川村元気さんが書いた小説が発売されています。
https://www.suirinsha.co.jp/books/detail21.html
映画では詳しく語られたかったあの人の背景や、迷う男(主人公)のトラウマなどについても触れているらしいので、読んでみようと思います。
レビューを見たところ、30分程度で読めるみたいなので、皆さんもぜひ読んでみてください。
小説を読んでから映画を観てもいいし、映画を観てから小説を読んでみてもいいかもしれません。
個人的には映画を観てから小説で補完するのが良さそう…(まだ読んでませんが)
あと、映画を観た感想として、ホラーとして観なければ面白いといった意見を目にしました。
ホラーを求めて観た人は物足りなく感じ、私のようにホラーが苦手な人は面白いと感じるのかもしれませんね。
映画『8番出口』は上映時間も95分と短めですし、ホラー映画?には珍しく前向きになれる映画です。
とにかく、おすすめなので、皆さん是非観に行ってくださいということです。