UP事業部の里山です。
開発しているとちょっとしたテスト環境の構築が必要となりますが、
逐一サーバーをホスティングすると構築だけでひと手間です。
最近はVagrantが流行っていますが、
これがなかなかいい感じなのでさわりだけ紹介します。
以下URLを参考にしていますので、
より詳細な情報を知りたい方はご参照ください。
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■Vagrantとは
構成情報を記述した設定ファイルを作ってコマンドを実行するだけで、
OSディスクイメージのダウンロードや仮想サーバーの作成、起動が簡単に出来るツール。
構成がファイル化されているため、
開発者が複数人いても同じ開発環境を簡単に構築できるのが利点。
もちろん、ちょっとした調べ物のために軽くサーバーを立てたい、
といった場合もすぐに作れるので便利。
■VagrantとVitrutlBoxのインストール
1.Vagrantをダウンロードしてインストールする
http://www.vagrantup.com/downloads
-> ウィザードに従ってインストオールを実行すればOK。
2.VirtualBoxをダウンロードしてインストールする
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
-> ウィザードに従ってインストオールを実行すればOK。
■Vagrantの設定ファイルを作成
コマンドプロンプト(Macの場合はターミナル)から、以下コマンドを実行する。
vagrant init
すると、カレントディレクトリ以下に初期化された設定ファイルが作成される。
vagrant init centos-6-x64 http://puppet-vagrant-boxes.puppetlabs.com/centos-64-x64-vbox4210.box
のように、使用するBoxファイルを指定する事も可能。
■仮想マシンの作成と起動、シャットダウン
以下コマンドを実行する。
vagrant up
先ほどvagrant initで作成された設定ファイルに従い、
Boxファイルのダウンロード、仮想マシンの作成、起動が行われる。
2回目以降は仮想マシンの起動のみ。
仮想サーバーへのSSH接続情報を確認したいときは以下コマンド。
vagrant ssh
ちなみに、仮想サーバーへの接続は公開鍵認証となる模様。
接続できれば、既にOSまでインストールされた状態となっているため、
yumやら何やら使って必要なソフトウェアをセットアップして、
使うことができる。
vagrant halt
で仮想マシンをシャットダウン。
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ここまで作るのに、ダウンロード時間を含めて約30分ほどでした。
とりあえずさわりの部分だけですが、
手軽にサーバーを作れるため非常に便利な印象でした。
プログラムの勉強をしたいが開発環境を作るのが壁、
という方は、このツールを使うことで壁が低くなると思います。
是非おためしあれ。