それがぼくには楽しかったから

    お世話になります、バイタリフィの加藤です。さっき髪切ってきました。パーマ液臭くてすみません。

    Comet通信でなんかやってみたいなぁ。と思っていたら本日EtherPadを見つけてしまって一気にモチベーションが下がった加藤でもあります。
    いや、なんだかんだと言って趣味のコード書き書きタイムを縮小していたのが原因です。
    近々超ミニマムなアプリをなんか作ってソースコードごとどっかおいとこうかと。

    現在Linuxを最初に開発したリーナストーパルズの「それがぼくには楽しかったから」を読んでいるのですが、リーナスは凄いですね。本当に「好きだから」「楽しいから」作った。そしたらそれが皆にウケて世界的に有名になった。という夢のような人物です。


    まぁ予想通り全然家の外にもでずひたすらMINIXでアセンブラとCをゴリゴリ書いていき、ある程度のところでMINIXを壊してしまってからは自分で作ったOSの上でOSのコードを書いてコンパイルしていったそうです!なんという男の夢!
    まぁ、アセンブラとCは男の夢ですので皆さんも是非この本は読むといいと思います。

    実際はこの本に技術的な話はほんの”ちょこっと”しかでてこず、内容のほとんどはリーナスってどんな男なのか、どんな風に考えているのか、LINUXを作る上でどんな思考を元にしていたのかを口語体でゆるーく書いてある素敵な本です。

    分は(まだ途中までしか読んでいませんが)LINUXを商業ベースには乗せずあくまでオープンソースソフトウェアとして世界中のハッカーにソースコードを
    ばらまいて好きにいじってアップデートすればいいじゃない!と金にならないことをしたそのライセ
    ンス形態が成功した秘訣は「自分にリーダーの素質がなかったから」というなんとも自然体な天才の意見は非常に刺激になりました。
    おごらず、調子に乗らず、あくまでも楽しそうに書かれている 「是非リーナスに会ってみたいなぁ」と思わせる文章です。

    LINUXを触ってるひともそうでない人も。是非是非おすすめです。まぁだいぶ古い本なんですけどね(初版2001年)
    大サービスにAmazonのリンク貼っておくので買うといいと思います。
    ISBN-13: 978-4796880015「それがぼくには楽しかったから」 アフィリエイトリンクではないのでご安心を!