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    カテゴリー 日常 / プライベート

    日本は幸せの国だったの、知ってた?

    どうもこんにちは!昨日で24という海外ドラマ的な年になってしもた、坂田です。
    みんなベトナム話を書いているのであえて旅の話は書かずにいこうと思いますw

    前回、幸せという部分にフォーカスしてフィジーの紹介をさせて頂きました。
    今回は「日本はどうなのだろう」ってことを書いてみようと思います。
    なんか幸せを巡る話ばかりですみませんw
    このテーマ、、、、WEBと全く関係ないしね。。。

    でも、私は幸せになりたいぜコノヤロウ(・へ・)!とよく思うのでよくこのテーマを考えますw

    さて、改めて、日本はどうでしょう?
    日本は幸せな国だと思いますか。
     
    わーい、日本の風物詩(?)だよ(^o^)
    • 小さな国なのに年間3万人をこえる自殺者。これは、13年間も続いています
    • うつ病発症率も年々増加
    • 労働時間が長い国として有名。
      「過労死」という日本がそのまま海外で使われちゃってるよ!
    • 年金問題。私達の世代はもらえるんですかねー。ぐへー。
    • 首相がコロコロ変わる。モーニング娘の入れ替え並(ネタがふるくてすみません)
    • 原発問題。一番heavyです。
    • 今後は税金もあがるとキタコレ

    さて、私が今ばーっと挙げたものは、一般的によくきくことかな~と思い挙げてみました。
    でも、あくまで”わたし”という一個人が上のような問題を認識していて、
    「日本ってもう(´;ω;`)無理ぽ。な国だなぁ」
    と考えているだけで、他の方が日本をどう捉えているかはわかりません。

    私は「日本てあんまり幸せな国じゃないな」と潜在的に思っているので
    そういった声がとりわけ、多く感じているだけかもしれません。
    自分と同じような意見をかき集めてそれが絶対の唯一の「真実」だと思い込んでいるだけかも…。

    声があるということはそれだけ同様に感じている人が多いということでもあります。
    多くの主観的な意見や考え方はある程度の普遍性はあると思いますが、
    あくまでも、全体の部分であり日本の全てを表していることではありませんよね。
    このことは、日常的にはふと忘れてしまいます。
    自分が思ってて、多くの人も思ってればそれが
    「正しく」「真実」にいつのまにかなってしまっているなぁと思いました。

    そのことを久しぶりに気づかせてくれた動画がありました。

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    Richard Wilkinson: How economic inequality harms societies

    リチャード・ウィルキンソン「格差が社会に及ぼす影響」

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    「国が貧しいことが問題なのではなく、格差が人間を不幸にする」
    といったことをテーマにしている動画です。お時間があれば、見てみてください。

    この中ではこんな一節があります。

    スウェーデンと日本がありますが この2国はあらゆる面で異なるということです。
    女性の立場やどれほど核家族単位であるかは 裕福な先進国の中では まさに正反対に位置します。
    もう1つの重要な違いは 格差を小さくするやり方です。
    スウェーデンは所得格差が大きいので 課税や社会保障制度 そして寛大な福祉などで 格差を小さくしています。
    しかし日本ではかなり違います そもそも税込み所得の格差がずっと小さいのです。
    そして税金が低く 社会保障は少なめです ”

    “完全に格差をなくせと言うのでなく 格差の小さい豊かな先進民主主義国で既に見られるレベルにということです “

    つまり、この動画の中では私たち日本国は”お手本”のような国に位置するのです。
    「格差の小さい豊かな先進民主主義国」として。

    動画中に出てくるデータでは日本は全て良い位置にいます。
    「寿命も長く、 格差が少なく、健康問題も社会問題も少ない先進国」という立ち位置なのです。あくまで「世界の中で相対的には」ですが。

    正直、私は驚きました。
    格差社会だと思っていたし、初めにかいたように、なにやら問題がたっくさんの国だと思っていたからです。

    でも、違った視点から見ると、実はそうではない「真実」もあるのだということ。
    日本は見方によってはとても恵まれている幸せな国ということも、
    真実のひとつとして持っておくことが大切だと思いました。
    それだけポテンシャルがある国なのだという認識。
    「自分の国は捨てたもんじゃないのかもなぁ」という前提は
    すくならからず批判的な目、悲観の目だけ持った時よりも私たちを救い上げてくれるはずです。

    その上で
    「では、なぜ相対的には恵まれているこの国で問題がたくさんあるように見えるのか」
    そして
    「実際に住んでいる人の感覚と相対的に見た時に起きる豊さとの乖離はどこからうまれるのかな」
    などを考えていくことで、本当の日本の問題と良さを解釈できるのかもしれません。
    自分を取り巻く環境、自分が属している大きなものは変えられる場合もあれば、
    変えられない場合もありますよね。
    でも、その属しているものをどう捉えるか。は自由。

    ならば、ネガティブだけでなく、ポジティブもどちらも見てあげられるといい。
    もちろん、問題を無視していいわけではありません。
    偏ることに危険を感じます(>_<)

    ————————–

    会社も国もひとりひとりの人で構成されているので
    ポジティブさ、ネガティブさは、思ったよりも人に伝播していくものだと私は思います。
    多くのひとがネガティブな面なだけ見ていたらそれが周りに影響し、
    それが真実みたいに振る舞ってきます。時にはその真実がひとり歩きし、大手を振って思考停止を勧めてきます。
    (これが日本で幸せに感じられないひとつの理由かも?)

    だからなるべくなら、良いものが伝播する国であったら良い。と思います。
    実際良いところはたっくさん存在するでしょうから。