どうも。
昔、侍がいた時代に「切腹」いう自害方法がありました。要はなにかしくじった時にその責任として自ら命を絶つ日本独特な礼法なんですが、一通りの切腹作法を終えた後に、首を撥ねる「介錯人」いう人がいるんですね。
切腹する人の後ろでハチマキ巻いて刀握ってる怖い人がそうです。
あれ、漫画だと簡単に首が飛びますけど、実はとても難しい業だったそうです。
首には骨やら繊維やら筋肉やらがあるので(もっと細かくいうとめちゃめちゃパーツあるみたいですけど)とても頑丈です。そのため一太刀で首を撥ねれる人間は、僅かなもので、そういう人は達人クラスだったそうです。
「せいやっ!グサっ あれ、首の真ん中あたりで刀が止まってしまった。もう一度、えいや! あれ、今度は頭を切ってしまった。。もう一度、おりゃー!」てな感じで、介錯人が何回も刀を振り落してはミスる⇒やり直しの繰り返しだったそうです。そのため切腹者の頭は刀傷だらけだったそうな。
ちなみに介錯人は「切腹してもがき苦しんでいるけどなかなか死ねない切腹者の苦痛を減らすための役割」がメインだったりするんですが、それじゃ本末転倒ですね。。。
介錯人の仕事はもうないと思いますけど、興味があればリクナビで探すとか剣術の練習でもしてみてはいかがでしょう。
おわり