どうも。営業部の伊藤です。
今日は11/7です。
先週末の日曜日は11/4です。
そうなんです!そうです。
3~4ヶ月前から着々と準備を進めていた、初ハーフマラソンの日でした。
本来であればハーフマラソンを走った感想を書く予定でしたが、、、
そうです。そうなんです!
風邪をひいて参加できなかったんです。
めちゃめちゃ楽しみにしていたハーフマラソンの日に体調不良がピークを迎え、自宅で引きこもりだったんです。
よって、ハーフマラソンの感想は書けない事になりました。。。
※因みにブログを投稿した今日も回復していない状況の為、1週間以上長引いています。
皆さんも体調管理には十分にご注意ください。
そんなこんなで1日中引きこもりをしている中、9月頃FacebookのCEOであるザッカーバーグが発言した言葉を思い出しました。
ザッカーバーグが発言したように、まだまだスマートフォンアプリケーションの実装方法には課題を多く残しており、どこの企業もトライ&エラーの日々を繰り返しています。
この発言だけ真に受けるとHTML5によるアプリケーションの実装方法はネイティブ実装に劣っていると感じる方が居るかも知れませんが、アプリのフレームのみネイティブで実装し、
その他画面/UIはHTML + CSS + JavaScriptで実装するようなハイブリッドアプリで成功を収めている企業も多数あります。(クックパッドなど)
実現したいものにより都度試行錯誤、検討が必要だと思いますが、個人的にはネイティブ実装は一部グラフィカルな描画を必要とするもの以外では利用されなくなり、その他のアプリケーションについてはHTML5やJavascript、Dartなどが利用されるようになると考えています。
何故そう思うのか理由をいくつか並べてみます。
1. ネイティブの強みであるデバイス機能の操作についても徐々にブラウザ側で対応が施されているため、じきにブラウザからネイティブに遜色なく利用が可能になる(と思う)。
2. ウェブ向けプログラミング言語の高速化(安定板のSDKの提供が始まっているDartは、V8エンジンよりも高速にレンダリングが可能)によりオーバーヘッドが気にならなくなる。
3. 通信回線速度の成長(LTE、そして4Gへ)により、サーバーサイドテクノロジーをより発揮できる実装手法/構築方法(ウェブ向けの開発)が選ばれるようになる。
4. クロスプラットフォーム対策、工期短縮、価格圧縮、保守コスト軽減のため、テクノロジーが統一され始める!デバイス間の統一だけでなく、サーバーサイドとクライアントサイドのテクノロジーも統一される(して欲しい)。
現状だとNode(JavaScript)、CoffeeScript、Dart、GWT(JAVA)などが選択肢にありますが、個人的にはGoogleの本気度や政治的問題や各々の言語の特性を考えると、1年後くらいにはDartが今以上に使われているのではと予想しております。
5. Web技術の表現力の拡張(HTML5/CSS3を利用したパララックス効果やWebGLを利用した3D表現など)
WebGL(OpenGL)についてはAndroid、iPhone(iAd広告のみ何故か対応)ともに一部Android端末以外未対応の状況ですが、近いうちに解禁されると思います。
6. WebRTCの標準化(現状はChromeとOperaだけだが、Firefoxも実装を進めており、当初反対していたMicroSoftもサポートを計画している、いずれスマートフォンブラウザも!?)
と色々とWeb贔屓の理由を書いてみましたが、もちろんネイティブが優れている点も多々あります。
デバイス機能の操作や3Dグラフィカルなどは基本的にはバインディングになりますし、画像の描画においてもブラウザアプリケーション経由のためオーバーヘッドもあります。
今後も当分は実現したい事、ユーザーに提供したいもの、重要視するもの、予算、工期など様々な条件のなか模索していくことになるでしょう。
タイトルにも挙げましたが、個人的に特に注目しているのが上記理由の5点目に挙げた「WebGL」と6点目に挙げた「WebRTC」です。
WebGLは「ブラウザ上で別途プラグインなしに3CGを表現できる」フレームワーク、WebRTCは「ウェブアプリケーション同士が”直接双方向通信”」できるフレームワークです。
○WebGL
WebGLを用いたアプリケーションは今までにも数々登場していますが、まだまだインタラクティブなものは少なく、どちらかというと3次元空間で表現したビジュアルをブラウザでただ単純に見れるといったものが多いです。
デバイスの対応状況、ソフトウェアの対応状況、技術的な難易度(ライブラリを使わずに全てを把握するとなると正直相当難しいと思います)など理由はいくつか挙げられますが、昨今のデバイスの拡張状況やライブラリの普及を考えると、今後はPlayStationやWiiのようなグラフィカルなゲームもブラウザ上で楽しむのがデファクトスタンダードになるのでは?とも感じています。
WebGLを利用した参考サイトのURLをいくつか記載します。(ブラウザはChromeでご覧ください)
http://webglsamples.googlecode.com/hg/aquarium/aquarium.html
http://alteredqualia.com/three/examples/webgl_animation_skinning_tf2.html
PlayStationもそう遠くはないですね。
顔写真だけで高品質な3D顔を生成できるものもあります。
ヨーロッパのVizagoです。※動画
すごいですね!
現在このWebGLの「3D表現の仕組み」を個人的にまったく理解できていないため、基礎から勉強をしようと奮闘中です。
結果についてはまたどこかで投稿させていただきます。
○WebRTC
直接双方向通信できますので、ブラウザ上で音声やビデオチャットをRTC(リアルタイムコミュニケーション)することが可能になります。
Cometのように擬似的に同期を表現、且つサーバートリガーで双方向通信する訳ではなく、最近のブログで書いたWebSocketのようにWebアプリケーショントリガーでサーバーと双方向通信する訳でもないです。
ウェブアプリケーション同士で直接双方向通信できるというのがポイントです。
Chrome21から標準で使えるようになっており、KinectのようなゲームやブラウザとiOSデバイスの両方でビデオチャットができる世界も登場しています。
WebRTCについてはWebGLの基礎を習得してから勉強してみます。
こちらについてもまたどこかで投稿させていただきます。
ではでは。