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    カテゴリー 日常 / プライベート

    人間が忘れていくもの

    脳の衰えを感じ始めた竹内です。こんにちは。
    記憶(HDD/SSD)とかではなく、メモリーの方に不安を感じています。

    もともとそれほど立派な脳を持っている訳ではないのですが、どうにも平行タスクがうまくいかなかったり、常に何かを忘れている気がしてなりません。
    「モルダー、あなた疲れてるのよ」と言われればそれまでな気がしますが、年齢的にそういった衰えというのはやっぱり存在するのか気になるところです。

    そんな脳をかかえながらスーパーで買い物している時にふと「検査済/安心/牛肉」のようなシールを見て、「あぁ・・・狂牛病なんてあったなぁ・・・」と思っている自分に気がつきました。

    「喉元過ぎれば熱さを忘れる」というのとは少し違うのかもしれませんが、日本人(人間?)の悪い癖として(防衛反応かもしれませんが)、非常に忘れやすいツクリになっているなぁと普段から感じていて、テロの事や震災の事、事故のことなんかは忘れないように、風化させない様にと意識してきたつもりでしたが、狂牛病についてはもう全くと言っていいほど頭にありませんでした。

    もちろんメディアでも全く騒ぎませんし、当時決められたルールや仕組みなんかは今現在どれほど徹底されているのでしょうか。不安です。

    他にも異物混入問題や鳥インフルエンザ・・・ここに例として挙げられない(要するにもう自分が忘れてしまっている)ものなど沢山あります。
    そういった一つ一つの事象に涙した人、人生が変わった人もとても沢山いると思うとなんとも言えない感覚に襲われます。

    「忘れる」という事が絶対悪ではないとは思っていますが、なるべく多くの事を胸に残しながら生きて行けたらなと最近思うようになりました。
    その為にライフログをつけるという方法があったりするのだと思いますが、自分は逆にそういうアウトプットをするということは、外に出して忘れてしまう/薄れてしまうという感覚があるので、可能な限り内に留めて行ければと思っています。

    どうすれば記憶容量を増設できるか、読み出し速度を速められるか、それが最近の課題です。

    脳ってコンピュータにするとどれくらいの性能なんですかね。
    また、記憶容量で言うとどれくらいのバイト数なのかが急に気になりました。