どうも、石川です。
今回も僕が期待している映画を紹介します。
今回は公開されている「スタートレック イントゥダークネス」に出演し、
日本でも人気のあるベネディクト・カンバーバッチが
出演の映画「The Fifth Estate」です。
彼はウィキリークスを創設したジュリアン・アサンジを演じます。
皆さんはウィキリークスをご存知でしょうか。
一時期、話題になったので名前に聞き覚えがある人も多いのではないでしょうか。
ウィキリークスとはいわば”内部告発”サイトです。
企業や政府などの機密情報を匿名で投稿することで、
”内部告発”をすることが出来るのです。
またウィキリークスは投稿者の匿名性を守ると宣言しています。
ウィキリークスで内部告発されて話題になったものだとイラク戦争でアメリカ軍が
ヘリで民間人を誤射した事件があります。
ウィキリークスによってその事件を収めた動画が公開されました。
カメラマンが持っていたカメラを銃と勘違して射殺し、
カメラマンを救出しようとした人をも射殺するという衝撃的ものでした。
創設者であるジュリアン・アサンジは謎に包まれた人物と言われます。
政府や企業の不正などを白日のもとにさらす姿は正義のヒーローのように見えます。
しかし彼は現在、複数の女性を寝ている最中に強姦したとし、訴えられ、
スウェーデンの警察から指名手配され、エクアドルの大使館に保護されています。
彼を陥れようとする政府の陰謀だとの声もありますが、真偽は未だ分かりません。
また2013年の6月にでは前述したイラク戦争での事件に迫りつつ、
ウィキリークス、そしてジュリアン・アサンジに迫った映画である
「We Steal Secrets: The Story of WikiLeaks」が公開されました。
様々なウィキリークスに関わる人物へのインタビューで構成された映画ですが、
ジュリアン・アサンジへのインタビューはありません。
監督はインタビューがないのはアサンジに100万ドルを要求されたと語っています。
しかしウィキリークスはこれを否定しています。
ウィキリークスとは、ジュリアン・アサンジとは何者なのでしょうか。
日本公開の予定は未定ですが、「The Fifth Estate」が
それに迫った映画であることを期待したいと思います。