永遠の0(ゼロ)

    どうも、伊藤です。

    この年になるまでまったくと言っていいほど小説を読んでこなかったのですが、周りの声もあり久しぶりに小説を読んでみました。

    選んだのは百田尚樹さんが2006年に発行された「永遠の0(ゼロ)」。
    2013年の夏で実売部数が257万部を突破し、文庫本としては歴代1位を獲得している小説です。
    ストーリーを要約すると、ひょんな事ことから祖父と思っていた人と実は血の繋がりがなく、実の祖父は戦争で亡くなっていた事を知り、それをきっかけにわずかな情報から封印されていた祖父の生涯などを調査していくというお話です。(うまく要約できておらずすいません…)
    私の祖父も同様に元軍人、且つ遊びに行くと戦争の話しを聞かされる事が多いで、なんとなく親近感が湧き拝読させていただく事になりました。

    読んでみて、、、
    小説の良し悪しは分かりませんが、いい意味色々と感じる事が多かったです。

    もともと戦争や歴史が好きな方なので戦争映画などから色々な情報は得ていたつもりでしたが、、、
    この小説から得たもの、感じたものは今までのものとは全く異なるものでした。
    戦時中の戦略、実践、軍人同士の会話、心情などが細かく描写されており、様々な視点から会話やストーリーが繰り広げられるため、想像が膨らみ今まで以上に戦時中の様々な物語を感じられました。
    楽しい話は少なくどちらかというと悲しい事実が多いですが、より日本の歴史や戦時中の方々の気持ちを感じられる作品だと思います。
    お時間あれば是非読んでみてください。

    ちなみに、今冬に映画も放映されるようです。
    どのように動画化されるのが楽しみです。

    http://www.eienno-zero.jp/

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