どうも石川です。
今回も僕が期待している映画を紹介したいと思います。
今回は2014年6月28日に公開される「her/世界でひとつの彼女」です。
監督は「マルコヴィッチの穴」のスパイク・ジョーンズ、
主演はホアキン・フェニックスです。
ストーリーは近未来、離婚し、傷心の主人公は人工知能OSのサマンサの
声に恋してしまうというものです。
iPhoneに搭載されているSiriやNTTドコモの「しゃべってコンシェル」など音声で
操作し、秘書のようにサポートしてくれるサービスは最近では珍しくありません。
実用性という点ではまだまだ物足りない部分も多いですが、このサービスが
発達すればゆくゆくは人工知能が出来るのではと期待させるものです。
この映画は今よりももう少し未来にSiriのような人工知能OSが
発達した世界の話です。
この話を聞くと思い出すのは日本で一時期流行ったNintendo DSの
恋愛ゲーム「ラブプラス」です。
通常恋愛ゲームというのは好きな女の子に告白して恋人になると終わるのが
ほとんどですが、ラブプラスの場合は恋人になってからが本番なのです。
恋人となって好きな女の子と日々の生活を楽しむゲームなのです。
そのため、ゲーム自体に終わりはなく、またNitendo DSの時計と
連動しているため、非常にリアルな恋人との生活を永遠におくることが出来ます。
このゲームは大ヒットしてラブプラスの恋人と一緒に現実の熱海に行ったなどの
猛者もいました。
僕自身もこのゲームはやっていましたが、告白して恋人になった段階でゲームを
やめるという非常にゲーム性を台無しにすることをしていました。。。
ラブプラスを熱心にやっていた方には申し訳ないですが、どんなに高性能でも
彼女たちには人格も肉体もありません。
多種多様な反応してもあらかじめ決められたプログラムに基づいて
動いているだけです。
そしてどんなに好きになっても結婚も触れ合うことも出来ないのです。
それなのになぜこの映画の主人公は夢中になるのでしょうか。
そして主人公はどのような選択をするのでしょうか。
ぜひ映画を観て確認して頂ければと思います。