胃カメラは痛い?苦しい?

    どうも。
    伊藤です。

    ここ数ヶ月体調が悪いため色々な検診をしているのですが、今朝初めて「胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)」というなんとも危険な検診をしてきました。
    その他の検診を含め、生まれて初めて内視鏡という人体内部の検診を経験しましたので、ブログでアウトプットしてみます。

    まずは予約です。
    今回検診をするまで「胃カメラ」というキーワード自体が遠い存在だったため滅多に行われない検診かと思いきや。。。
    意外とそうでもなく、人気?がある検診のようです。
    人気のある病院だったからなのか、僕は検診日まで1ヶ月ほど待ちました。
    期間が空くため他の病院も検討しましたが、それだけ人気があるということは診察が上手だということなるため、待つことにしました。
    いずれにせよ初回診察時に胃カメラで検診することはできないため、まずは内視鏡専門の病院や消化器系内科で問診を受け、その後に予約をしましょう。
    (感染症の検診をしていない場合は問診時に血液検査が必要になります。)

    gastro_gt

    次は検診日前日です。
    検診時に胃中に未消化の食べ物があると正しい検査ができないため、前日は「21時(検査の12時間前)」までに食事を終わらせる必要があります。
    胃が弱っていたりすると消化されていないケースもあるため、刺激物や脂っこい食事は避け、できる限り早めに済ませておきましょう。
    食事後ですが、基本は”絶食”となります。多少の水やお茶であれば問題ないようですが、これまた胃中に残ってしまうと検査ができないため、食後の飲食はできる限けましょう。

    そして検診日当日!
    不思議と緊張は無かったのですが、検診室に入り胃カメラの実物の太さを見た瞬間に緊張感が高まりました。

    「思っていたよりずっと太い!!!!」

    鼻から入れるカメラはそれなりに細いらしいのですが、僕が選んだ口からの胃カメラは大体…タバコくらいの太さでした。
    こんなの入るのかなと不安な衝動にかられていると、看護婦さんが来てまずは心のケア。

    スムーズ、且つ楽に終わらせるために以下3つのポイントを教えてくれました。

    1. 呼吸は鼻でする。
    2. 唾液は飲み込まず垂れ流す。
    3. ゲップはできる限り我慢する。

    その後、胃中を見やすくするための錠剤を飲み、喉に麻酔をします。
    麻酔後はうまく話せなくなり、既に唾液を飲み込むのが困難な状態だったのを覚えています。

    そして遂に検査開始!
    マウスピースを噛むと直ぐにあのタバコくらいの管が口の中に入ってきました。
    「なんだかんだ言って最新医療だし実は全然余裕なんだろうな~♪」
    「管が通ったのも分からないくらいなんだろな~♪」
    と自分に言い聞かせながら喉仏を通った瞬間でした!

    「めちゃめちゃ喉や食道に違和感を感じるし、そもそも呼吸がし辛いし苦しい!」

    鼻で呼吸をするように伝えられていましたが、呼吸の仕方が分からず、麻酔で呼吸ができているのかも一瞬分からず、とにかく一生懸命に口と鼻すべてで呼吸をしたのを覚えています。
    十数秒で呼吸が安定し、食道の違和感にも慣れ始めましたが、次は喉仏の管が気になるようになり出しました。
    そこで編み出した裏技が「舌で管を側面に押し付ける」という裏技でした。
    人にもよると思いますが、舌で管を触り側面に押し付けることで管が安定し、且つどれだけ管が入って行ってるのか?または戻ってきているのか?スピードは?など管の動きを掴むことができ、格好よく言うと一体化したのを覚えています。
    そこからは辛さも全くなく、5~10分くらいで検査は終わりました。

    個人的に纏めると、
    1. 痛みは全くない。
    2. 喉仏を通った瞬間から十数秒が苦しい。
    3. 2をクリアーすると後は楽。

    検査後は麻酔を受けているため院内のベットで休養しますが、1時間もすれば麻酔の効き目も弱くなってくるため、所要時間は2~3時間程度になるかと思います。
    待ち時間の間は暇になるので、ついでにピロリ菌の検査をしてみるのもありかと思います。

    最後に費用ですが、胃カメラとピロリ菌の検査で約5000円でした。
    バリウムなどの健康診断などではなかなか見つけれない病気もあるため、費用感を考えても今後は定期的に受診していこうと思います。

    ではでは。