こんばんわ、おーみです。
寒暖が微妙なこの季節、服装が掴みきれなくて困ります。
今回は先日急性虫垂炎で入院した時のことについて書きたいと思います。
入院は初めてだったので個人的な備忘録ですが。。。
というわけで入院生活を体験したので書いていきたいと思います。
長文なので興味のある方は最後まで読んでいただければ。
まずは盲腸の説明を少しします。
一般的に盲腸と言われていますが正しくは虫垂炎と言います。
昔は診断が遅く、開腹した時には虫垂が化膿や壊死を起こして盲腸に張り付き盲腸の疾患のように見えることがあったことの名残だそうです。(Wikipediaより抜粋)
原因はなんらかの原因で虫垂内部で細菌が増殖して感染を起こすと発症します。
炎症が進んで腹膜炎とかになると死に至ることもあるそうなのでなかなか侮れません!
僕の場合は便のカスが蓄積されて糞石という石の塊が虫垂にできていたのが原因でした。
年齢とかはあんまり関係ないようで若い人から高齢者まで発症します。
ただ、10代〜20代が他の年代に比べると多いようです。
で、入院した経緯ですがざっくり↓でした。
①とりあえずお腹が痛くなります。
②だんだん痛みがひどくなります。
③立ってるのがつらい、体勢を変えても和らがないくらい痛みが強くなります。
あとは嘔吐感と微熱が伴います。(微熱なので気づきませんでした)
④この時点で耐えられず近くの病院へ(がんばって自転車で行きました)
⑤診察
⑥その日のうちに入院
時間的に夜間の時間外受診だったのですがその日は救急で運ばれてくる人が多かったので診察を待っているうちに痛みが引いてきました。
症状としてはものすごくお腹が痛くなるだけなので病院に行こうか迷う人もいると思います。
僕も胃腸が弱くてたまに調子を崩すのでしばらく様子見してましたがさすがに今回は耐えられませんでした。。。
腹痛といってもいろいろ疾患があるので診断が難しいのですが採血とレントゲン、CTをした結果と痛みの経過から虫垂炎と診断されました。
痛みの傾向としてはみぞおちからだんだん下腹部に移っていって右下腹部が最後に痛くなります。
最初は触診してたのですが採血で白血球の値が通常だと3000ちょっとのところが13000、炎症値が0.xのところ1.3、CTで糞石が見つかったので虫垂炎ですねとなりました。
最初は内科の先生が診察してたので専門家の外科の先生も診察に加わって爽やかに
「入院です。」
と通知され…。まさか入院するとは思っていなかったので相当驚きました。
病院によるかもしれませんがなにかあったときのための経過観察も含めて即入院になります。
ここから入院後の流れになりますが短期入院だったので入院当日含め5日で退院しました。
経過は以下の通り。
入院1日目:
手術前の面談を先生とします。
症状と手術の内容、手術に伴うリスクを説明されます。
僕は面談中にスケジュールの関係で面談後すぐに手術になりました。
(起床から3時間しか経ってない!)
オペは全身麻酔で腹腔鏡下虫垂切除術というものでした。
お腹に複数1cm程度の穴を開けて行うので開腹手術と違い、ダメージが少なく回復が早いです。
開けた穴から腹腔鏡(内視鏡の1種)と鉗子、切除用の器具を入れてモニターしながらオペします。
全麻なので麻酔で数秒で眠って起きたらストレッチャーで病室に運ばれてるところでした(笑)
症状が軽ければ切除しないで抗菌薬を点滴で打って治療もできます。
術後はお腹に力が入れられず呼吸も浅くなってしばらくひぃひぃしてました。
当日はたぶん起き上がれないと思います。
ご飯は食べれないので栄養剤入りの点滴と抗生物質を定期的にを打ちます。
(あとトイレは行けないのでオペ中に尿管に管を入れられてます。)
入院2日目:
朝からすぐにリハビリが始まります。
ベッドから起き上がってがんばってトイレまで歩きます。これができればまずOK。
歩けたら管を取って経過観察になります。点滴と抗生物質を定期的にを打ちます。
この日からご飯が食べれるようになります。
お昼は5分粥、夜は全粥です。
歩いた方が回復にも良いのでがんばって歩きましょう。
入院3日目:
お粥から普通のご飯になります。
点滴と抗生物質を定期的にを打ちます。
入院4日目:
点滴を取って手続き後、晴れて退院!
ちなみに緊急入院だと準備もなにもないので生活品はほとんど院内のお店で買うか家族に持ってきてもらわないと大変だと思います。
あと入院中は時間を持て余すので時間を潰せるものが必須です。
術後2日くらいで痛みが引いてくるので退院後は軽い筋肉痛みたいな感じです。
傷の回復を待ってしばらく無理のない生活を送りましょう。
激しい運動やお酒などは控えた方が良いです。
ちょうど桜が開花しはじめた時期だったので桜を見ながら帰宅しました。
だいぶはしょりましたがこんな感じでした。
病気にならないのが一番ですが参考になれば。
おわり