どうも、佐々木です。
スマホアプリ/Webサービス開発の会社に勤務してます。いや、まあこのブログに書いてる時点でそうなんですけど。
弊社は、G Suite(旧Google apps for work)を導入しています。これがまた便利です。
……が!! 案外その便利さを享受できていない人もいるのではないでしょうか。
今日は、Gmailにフォーカスして、いかにそれが便利か、声を大にしてお伝えしたいと思います。
Googleといえば検索
検索ですよね。
Gmailにもその力は継承されていて、あの細長いテキストボックス一つで随分いろんなことができます。
この人からあの人に送ったメールだけを見たい……
自分から○○さんに送ったメールを見るには、送信済みトレイから検索かければいいだけなので、簡単にできますよね。
でも、○○さんから△△さんへ送ったメールだけを見たい……。
そんなことをお考えのあなた。あるんですよGmailにはこの機能。
ここでご活用いただきたいのは、「from:」と「to:」。
例えば、tanaka@example.comからsatou@example.comに送ったメールだけをチョイスしたい場合。
from: tanaka@example.com to:satou@example.com
はい、これで検索!
どうです? あんまり使うシチュエーション無いかもしれませんが、便利そうに見えてきません?
あの人から自分に送られてきた、添付付きのメールだけを見たい……
はい、また面倒そうなの来ましたね。なんですか添付って。
そんな我儘な要求にも、Gmailは温かな心で答えてくれるのです。
tanaka@example.comから来た、添付ファイル付きのメールだけを見るという感じにしてみます。
「has:attachment」という文言を使います。
from: tanaka@example.com to:me has:attachment
「to:me」はあってもなくてもいいですね。
「to:」はCCもBCCも入るので自分が関係してないメールはそもそも受信してないっていう話です。
「A」と「B」というワードが近くにあるメールを発掘したい……
これはちょっと説明がややこしいのですが……(命令としては分かりやすいです)。
「A」というワードと「B」というワードが含まれたメールが山ほどある中で、その2つが近くにあるメールだけを発掘しようというものです。
近く、だとざっくりしすぎているので5文字以内とかって制限を設ける必要があります。ここでは5文字とします。
A AROUND 5 B
これは比較的分かりやすいですよね。正直今まで使うシチュエーションはほぼ無かったです。
組み合わせると
上記は組み合わせることが可能です。
じゃあ、できるだけ複雑にするとして、
「tanaka@example.comからsatou@example.comに送られた添付付きメールの中で、AとBが10文字以内にくっついているメール」
を探してみることにしましょう。こんなシチュエーションあるんですかね。
from: tanaka@example.com to:satou@example.com has:attachment A AROUND 10 B
はい。こうなります。
もはや呪文です。
なんかAROUNDのBasicに出てきそう感半端ないですね。
(通じる人少ないか……)
これに更に組み合わせることもできて、「cc:」で誰がccに入ってるかを見れたり、「subject:」で件名に絞ってワードの検索ができたりします。
もちろん普通に単語だけをくっつけることもできます。
奥深すぎて意味わかんないですよね。
「has:attachment」はかなり便利なので覚えておくと良いと思います。
Gmailの思想が結構便利
次に、Gmailの思想です。
Inbox by Gmailを使ったことある人はわかると思うのですが、これが結構普通のメーラーとは異なります。
まず前提として、Gmailは受信箱にメールを残すという思想をしていません。
読んだら(読まなくても迷惑メールとかだったら)アーカイブしちゃうという使い方が想定通りの使い方のようです。
具体的に書いてみます。
1.届いたメールを読む
2.返信する必要があるメールにスターを付ける
3.アーカイブする
って感じです。
スターにはタスクが溜まっていきますし、過去のメールを見返すときも上の方に書いた検索術で調べればなんとかなります。
まとめ
思ったよりも便利だと思いません?
佐々木は、最初は割と「不便だな~」って思ってたんですけど、なんだかんだ便利でした。
みなさんも使ってみて下さい。では~。