毎度、川勝です。
最近読んだ本で印象に残ったものをいくつか紹介します。
「孤高の人」新田次郎著
日経新聞で経営者がおススメしていた一冊。ボッチのバイブルだそうです。
主人公は単独登山のスペシャリストで、どこにも所属せずにひたすら己の道を追及する。
技術者としても優れているが、人とうまく接することができないがために、順風満帆ではない。
示唆に富んだ物語でした。
主人公の住まいが神戸で、須磨あたりから宝塚までの六甲山系をよく縦走するのですが、私も神戸に住んでいたころやればよかったなあと。
マンガもあるそうです。
「自省録」マルクス・アウレーリウス著
文字通り、自分自身が読み返して反省できるように書き留めたもの。
「君に害を与える人間が抱いている意見や、その人間が君に抱かせたいと思っている意見をいだくな。
あるがままの姿で物事を見よ。」
「人間のつとめを果たすために私は起きるのだ。」
他にも多数のメモを取りましたが、こうやって自分用の自省録を作るのはいいなと思いました。
「項羽と劉邦」司馬遼太郎著
言わずと知れた歴史大作。一番最初は中学生か高校生くらいの頃に読みました。
これを読んだことを機に読書好きになったので想い出深い作品でもあります。
当時はハラハラしながら楽しんでいた記憶ですが、経営者として読むと帝王学とはなんたるか
といった側面でも興味深かったです。
三国志なども読み返そうと思いました。
読書はいいですね。
おススメの本があれば是非教えてください。