みなさんこんにちは。
制作部夏目です。
今日は夏至ということで、一年で一番日照時間が長い日です。
暦の上では、今日から夏ということですが、まだまだ夏というには程遠い天候(雨)が続いております。みなさま、体調管理にはお気をつけください。
もうすぐ、夏休みというお子さんはまだいないと思いますが、今回のテーマは夏休みの自由研究にぴったりなテーマをご用意しました。
毎年、お子さんの自由研究を手伝っているお父さん、お母さんにこそ読んで欲しいです。
結論から言いますと、紙を42回おることができるならば、理論上、月へ行くことは可能です。
一般的なコピー用紙で考えてみます。JIS規格によると一般的なA4サイズのコピー用紙のサイズは縦:210mm、横:297mm、厚さ:0.0009mm(こちらはJIS規格で定められていないため、会社にあるコピー用紙500枚の厚さを計測して、4.5cmだったので、そこから計算して1枚あたりの厚さを割り出しました。)
さて、このコピー用紙を1回おるとその厚さは0.0009mm×2=0.0018mm、2回折ればさらに倍の0.0036mm、さらにおると0.0072mmとなり、倍々ゲームのごとく2の指数倍厚さが増していく。
以下にn回、折った時の厚さを書いていく
| n | 厚さ |
| 0 | 0.0009 |
| 1 | 0.0018 |
| 2 | 0.0036 |
| 3 | 0.0072 |
| 4 | 0.0144 |
| 5 | 0.0288 |
| 6 | 0.0576 |
| 7 | 0.1152 |
| 8 | 0.2304 |
| 9 | 0.4608 |
| 10 | 0.9216 |
| 11 | 1.8432 |
| 12 | 3.6864 |
| 13 | 7.3728 |
| 14 | 14.7456 |
| 15 | 29.4912 |
| 16 | 58.9824 |
| 17 | 117.9648 |
| 18 | 235.9296 |
| 19 | 471.8592 |
| 20 | 943.7184 |
| 21 | 1887.4368 |
| 22 | 3774.8736 |
| 23 | 7549.7472 |
| 24 | 15099.4944 |
| 25 | 30198.9888 |
| 26 | 60397.9776 |
| 27 | 120795.955 |
| 28 | 241591.91 |
| 29 | 483183.821 |
| 30 | 966367.642 |
| 31 | 1932735.28 |
| 32 | 3865470.57 |
| 33 | 7730941.13 |
| 34 | 15461882.3 |
| 35 | 30923764.5 |
| 36 | 61847529.1 |
| 37 | 123695058 |
| 38 | 247390116 |
| 39 | 494780232 |
| 40 | 989560465 |
| 41 | 1979120930 |
| 42 | 3958241860 |
これだけみても、なんのこっちゃ分からないと思いますが、地球-月間の距離が約38万kmなので、厚さ0.0009mmの紙を42回おることができれば、月へ行けることを示しています。
しかしながら、42回折る前には大きな壁が立ちふさがっています。
それは一回おるごとに紙の面積が半分になるということ。勘の言い方ならお分かりになると思いますが、紙を2回折ればさらに半分、3回折ればその半分とこちらは
倍々ゲームならぬ逆倍々ゲームのごとく減っていきます。
ではここで実際にA4のコピー用紙を折っていきたいと思います。
実際に折ってみましたが、6回が限界でした。
これはコピー用紙が小さいからだって声が聞こえてきそうです。
もっともっと紙を大きくすれば42回折れるんじゃないのか?
とこんなことを考えた方はおられるのではないでしょうか?
しかしながらいろんなサイトで調べてみたのですが、紙を9回以上おることは不可能なようです。
それでも試してみたい方は止めませんが、どうなったのか結果だけ教えてもらいたいです。
気になる方は以下のリンクも見てみてください。
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%B4%99+%E6%8A%98%E3%82%8B
それでは、また次回のブログでお会いしましょう。
Adios!


