ども、制作部 夏目です。
今日のテーマなんですけど、ちょっと理系チックになってしまうのですが、そこはご了承ください。
なるべくわかりやすく噛み砕いて説明しますので、どうぞ最後までお付き合いください。m(_ _)m
突然ですけど、皆さんは未来は既に決まっていると思いますか?それともこれからの行動一つで変わると思いますか?
今回のブログでは、古典力学と、量子力学の観点から未来について考えていきます。
未来って何?
そもそも論として未来とは何か考えてみます。川をイメージしてみてください。
水源から出た水は上流、中流、下流と流れていき、最後は海へと流れ出ます。
ここで、水源を過去。河口を未来と考えると、わかりやすいです。
じゃあ、現在はどの辺って聞かれると思うので最初に言っておきますが、現在を定義するのってすごく難しいです。
なぜなら1秒過ぎてしまったら、既にそれは過去となってしまうからです。
時間の話はここまでにしておきます。
古典力学にたった場合の未来の考え方
古典力学とは、物の運動なんかを研究する分野です。
これの面白いところは、位置と(初)速度さえ与えてしまえば、それ以降その物体がどのような経路を辿るか。
と言うのを予測できてしまうと言う面白い学問です。
興味がある方は是非、高校で物理を選択することをお勧めします。
量子力学に立った場合の未来の考え方
量子力学とは、ミクロな物質(原子や分子など)の運動を研究する分野です。
19世紀に物理学者たちはマクロ(惑星など)をあらかた研究し他ために次の研究対象を探していました。
そこで目に止まったのが、原子や分子などの目に見えない物質でした。
物理学者たちは当初、ミクロな物質にも、古典力学の考え方が通用すると思い、運動を研究し始めましたが、
当時知られていた、古典力学は歯が立ちませんでした。
量子と言う物質は位置を計測しようとすると速度が、速度を計測しようとすると位置の情報がわからなくなってしまうと言う性質を持っていたために
当時の物理学者たちは、大変頭を悩ませました。
現在、上記に書いた性質は不確定性原理と言う名前で知られています。
さて、この量子力学に立った場合には速度と位置に若干の誤差が出てしまうので、正確に未来の位置、速度を予測することはできません。
量子力学に興味がある方は是非、大学で物理学科に行くことをお勧めします。
人間に当てはめてみる
ここまでみてきたように、未来と一口に言っても、扱う物体の大きさによって、未来を予測できたち、できなかったりします。
それでは、我々人間の未来は決まっているのでしょうか。我々人間も所詮は、原子や分子の集まりです。なので、量子力学に当てはめて考えると
未来は予測できません。他方で、惑星なども分解していけば、原子や分子になります。なので、量子力学の考え方が通用するはずですが、実際には、そうではないです。(若干の誤差はありますが、大きく外れてはいません。)
結局のところ、どっちなのでしょうかね。
例え、未来が決まっていたとして、それを知ったとして、そんな人生楽しいんでしょうか?
未来が決まっていたとしても、自分の行動で未来が変わる方が面白くないですかね。
とこんなところで今日は終わりにします。
それでは次回の記事でお会いしまShow⭐️