【勘違い!?】素直さだけではない成長の極意

    成長期のイラスト

     

    新卒採用をしていると「活躍する人はどういう人ですか?」という質問を頂きます。本に書いてあるような内容は本を読めばわかるので、このブログではバイタリフィでは、いや、中里の近くで仕事するなら、という視点で具体的に説明したいと思います。

    私の周囲で活躍している人=成長している人

    私はまず活躍するための要素に適応力というものがある考えています。これは社会、ビジネス環境の変化に対する適応力(変化力)であり、人生の最大のリスクヘッジとは成長である(儲かる資格でもなく、伸びる業界選択でもない)と言われるものの事です。私は活躍=成長とほぼ考えているという事になります。

    では成長するにはどうしたらいいのか?これも若手採用基準としてよく出てくるのが「素直さ」です。素直さがないと人から教わった事、指摘された事を受けいれることができず、成長や改善に繋がらないという事を示しています。ただ最近はこの「素直さ」だけでは不十分だと私は感じています。そう感じるようになったのは、成長して活躍している人材を観察していたらどうも「素直さ」だけではないと気が付いたからです。ずばり・・・

    ・実行力

    ・理解力

    この二つが特に必要な要素ではないかと思います。私にアドバイスを求め成長しない人の共通点は、まず聞いて終わり、実際にやらない。次にそもそもそのアドバイスを分かった気になっているだけ、または歪んで理解している(ロジカルシンキングの不足)ケースがあります。逆に成長している人達は、素直に私の言葉のみを正確に理解し、たんたんと実行しています。例えば、「本を読むといいよ」こういうアドバイスをした場合でも、成長しない人は「そうか!やろう!」とその時は思うけど次の日には忘れている=やらない(本気ではない?)であったり、「本を読むなら、ネット記事を読むのも一緒だろうから(歪んだ推測)、私はネットサーフィンしよう」となります。年齢が上がれば上がるほど、特にこの正確ではなく勝手な推測が増えるので要注意です。

    アドバイスする側も何度同じ事を教えても歪んで理解する、または実行されないのであれば伝える気もなくなります。逆に成長する人にはどんどん伝えます。こうして差が生まれていくケースを何度も経験しました。

    実際やってみよう

    新卒の方、若手社員の方はよく言われる事ですが、一般常識レベルの理解力はつけましょう。それは巷にあるロジカルシンキング関連の書籍で勉強するだけでも全然違うはずです。次にあれこれ考えずに、実行してみましょう。やらない理由を考えるのが得意な人が多い世の中で、まずはやる、これは立派な武器です。

    そんなこんなでこの記事を読んだ人の中にも、理解する人、成長する人、やらない人、成長しない人の差が出てくるのも面白いものですね。