私の今年の夏休み第一日目は、中学3年の長女と中学1年の愚息の三者面談、進路説明会、塾の面談で一日が終わりました。
高校受験の「7:3」とは、都立高校の合否判定の基準にされる、学力検査と内申点(調査書点)の割合でした。
総合得点1000点のうち、当日のテストと内申点を「7:3」に換算し合否が判定されます。
学力検査の換算=学力検査得点÷500点×7割
換算内申点=(5教科の内申点合計+実技4教科の内申点合計×2倍)÷65点×3割
推薦をもらえると、このテストと内申の得点に加算されるのです。
「推薦入試」と「一般入試」
推薦入試
高校側が設定した中学の成績基準などをクリアして
高校の事前相談を行ったうえで、
中学校の校長先生からの推薦を得られて
出願できる入試方法です。
一般入試
当日の学力検査(テスト)の結果で
合格・不合格が決まる入試方法です。
「推薦」でも「一般入試」でも第一希望校を決めて一定条件を満たすと優遇されます。
第一希望校が決まったら「単願」と「併願」の比較をして、どの様な優遇があるか確認してみましょう。
1.単願(専願)
合格したら必ずその高校に入学します
という確約をして
出願をする方法です。
「単願」で出願を行うには、
高校側が提示する
出願資格を満たす必要があります。
2.併願
合格したとしても
その受験校の入学の権利を確保したまま
他の高校の受験も認めますよ
という約束のもと
出願する方法です。
当然ながら「単願」で出願する条件より高くなり、当日のテストの合格ラインは高くなります。
ちなみに「都立高校」は、1校のみにしか出願できません。
「推薦入試」「一般入試」と「単願」「併願」の関係
単願推薦(=A推薦)
学力検査(テスト)が行われることは
ほとんどなく、
書類選考と面接のみ。
合格したら
必ずその高校へ進学します。
この形式の受験で不合格になるのは
倍率が高い学校や
面接で不適切な回答をした場合です。
併願優遇(=B推薦)
第一希望の都立(又は私立を認める高校も稀にある)の結果が良くなかった時に必ず入学するという約束をする入試制度
●実際の入試より前に、内申点でほぼ合格が決まる
併願優遇を利用するには大きく3つの条件があります。
①志望する私立高校が設定している内申点の基準をクリアする。
②中学の先生と私立高校の間で、併願優遇を利用することを事前に確認する。
③一般入試を受験する。
他の私立高校を受けないことを前提とするので、一般入試により合格しやすいものの、単願推薦よりも、1~2高い内申点が必要となります。
受験の仕組みは分かったものの、当の受験生は今日も遊びに行ってしまいました~
今年から6年間、もしかしたら7年間・・・高校大学受験に翻弄されることでしょう。
引用:栄光ゼミナール「東京都の私立高校が実施する併願優遇とは?」↓
https://www.eikoh-seminar.com/koukou-juken/magazine/006600/ займы на карту