在宅の憂鬱
いいかげん在宅の椅子で腰が痛いので、中古オフィスチェアを物色してよさそうなモノを見つけ、試しに行こうとしたら業者さんの店舗は休日は休み。
うーん、悲しかったです。在宅勤務需要を見越せば、休日も店舗営業されると売り上げ伸びるんじゃないかなあ、と思いましたよ。
どうなんですか、オフィスバスターズ様。
旅行に行けない鬱憤をどこで晴らすのか
さて、年に数回は地方ないし海外に旅行するのを習慣としてきた自分ですが、今年はついに、十数年ぶりの「どこにも行かない年」となりそうです。
Covid-19め、恨めしや。一日の歩数も1000歩も行かない毎日が続くとなると運動不足も極まれるなか、食欲だけは通常運転なんです。せめて、食い物ぐらいは旅行気分に浸りたいというモノです。
内食は空前の高まりで食品雑貨店が空前のブームというのはよくわかります。自分などは、カルディや成城石井に入ると、30分は拘束され、手ブラで店を離れることができなくなります。
物産展と食品雑貨店は現代都市に潜む魔境だと言うのが、自分の持論です。
ご当地調味ソースの沼
特に、全国津々浦々調味ソースお試し趣味に拍車がかかっています。
要するにソースの沼です。
そこで最近のヒットというのがコレ。
フンドーキンの「にら豚のたれ」
あの味を再現できるぜ!
どれくらい気に入っているかと言うと、たぶん見つけたらまた、即買い確定です。
フンドーキンといえば、九州醤油メーカーの老舗ですね。
大分に行かれたことはありますでしょうか?
ご当地グルメとして、「とり天」とか「豊後サバ」とか「中津から揚げ」とか有名ですよね。柚子胡椒も買って帰りましたよ。もちろんそれらも格別ではありましたがしかし、地方ソウルフードマニアの自分としては、大分で一番衝撃を受けたのが現地で訪問して頂いた「王府のにら豚」なのでした。
うんまい。
にら豚とは言いますが、この料理の主役はキャベツだと思うんですよね。
ニラと、ざっくり短冊のように粗千切りのキャベツのもたらす、あのボリボリと噛み切る食感。ビールが瞬時に蒸発する魔の町中華メニュー、一気にファンになりました。「にら豚のたれ」を用いて、あれが安定して作れるのだから言うことありません。
再現性とか一貫性とか。
で、なぜ「調味ソースなのか」と。
原材料表記見ても容易に再現はできそうですし、その素敵な食感が主役だと言う食い物ならそっち重視だろ、と言われるかもしれませんが…それは違うと思うのです。
なんせソースが一貫して安定すれば、心置きなく材料の切り方など仕込みに集中できるではありませんか。要するにプロダクトの安定こそが命だと思うのです。その割には自炊でも目分量上等ですけども。いや、だからこそ尚更。
・煮魚や肉じゃがだって、麺つゆかから作れば楽だし、安定しますよね?
・サッカーも、守備戦術が安定すると攻撃も良くなる現象がありますよね?
・ソフトウェアも、ライブラリが安定すれば製品の品質に集中できて質が上がりますよね?
まあそう言うことです。(どう言うことなんだろう?)
ああ、そういえば最近は涼しくなって、カルディさんの「冷や汁の素」が店頭から消えてしまったのが、とても悲しいです。
今年の夏の朝飯のレギュラーだったのですが。
夏よさようなら。
で、何でこの話なのか。
話が逸れてきたので、この辺にしたいのですが…
最近スポーツのレビューやコラムなどを読むと「再現性」とか「一貫性」などと言う言葉を頻繁に目にするようになりました。その意味を紐解く中で、いろいろと自分のアウトプットについて考えることが多くなったと言うことから、この話になった次第です。
とは言いながら、結局「旅行できない」については、調味ソースでオルタネートする日々がまだしばらく続きそうです……と言うお話になったのでした。
駄文、大変失礼しました。