砂漠の難民
昨日、少し会社を出るのが遅くなって
空腹のまま外に出てみたら…
もう外食できないんですよね、いまは。
20時すぎるともう総クローズ。
寒風の下、外食難民化するという事態に直面いたしました。
『東京砂漠』とはよく言ったものです。
家の近所にはテイクアウトできそうな店もなく。
仕方なしに帰途の乗り継ぎ駅で降り
唐揚げ弁当の出来上がりをまって持ち帰ったら、
その先の電車の中で
環境基準値を超える唐揚げ臭で満たすことに。
その節は大変申し訳ございませんでした…。
あたたかいゴハン
なんとか唐揚げが冷めきらないうちに
ダッシュで家につくことはできました。
玄関をあがり、残量0近い胃袋をなんとかなだめ
いざ唐揚げ弁当の蓋をあけたら…
「唐揚げ臭いから窓開けて食べてくれ」とカミさんが。
…燭台を懐に入れようとする
やるせないジャン・バルジャンの気持ちが
ちょっと理解できました。
それ、寒いよね?
一体なんのための『温かい弁当ダッシュ』だったのかと。
我が家もまた、オアシスというわけではないというのかと。
むしろ蜃気楼かと。
…いや、さすがに抵抗しましたけどね。
あの砂の丘を超えた向こうに
なぐり書いたような休業のお知らせが
ぺたりと貼られたシャッターを
横目で見ることが増えてまいりました。
そんなとき、定食屋のひとときが恋しくなります。
お店のひとと軽く雑談するのがとても好きなのですが
そうして仲良くなった店員さんがいても
食べて買って応援ということも、
こうした状況ではままならないですし
もう、今はひたすら
おとなしくして動かず日常方向へ
少しでも戻ってくれることを祈るしかないですね。
砂漠であっても、
乾季をすぎればオアシスへと渡り鳥が戻るものです。
馴染みの定食屋さんへ気兼ねなく行って
あたたかいゴハンが食える時間が戻ると自分は信じております。
…そういえば、
ぐるなびに少しばかり残ってる
Go to Eatのポイントはいつ使えばよいのでしたっけ?