皆さんこんにちは。
YouTubeのオススメ欄が「ひろゆきの切り抜き」と「ジャルジャルのネタ」で埋まっている、バイタリフィ営業部の飛田こと、「趣味が偏りすぎている」です。
#流行りのYouTuberの動画とかも見ろ
さて、今日は音楽制作を始める上で個人的に身につけておくべきスキルについて解説していこうと思います。
※最初に断っておくと、今回の内容は「パソコンで音楽を作ってみたいけどまず何を勉強すればいいか分からない…」という方向けの記事というかなり見る人を選ぶものになっているので、本当の物好きだけ読んでください。笑
1,DAWの使い方
まず、音楽制作というと何やら高額な機材や楽器が必要なのでは?と思いがちですが、極論を言ってしまうとパソコン・音楽制作ソフト・ヘッドフォン(またはモニタースピーカー)だけあれば十分音楽は作れます。笑
聞くところによると、「夜に駆ける」で大ヒットしたYOASOBIのAyaseさんはMacbookとヘッドホンだけで音楽を作っているそうです。恐ろしい。。
#弘法筆を選ばずとはよく言ったものです
音楽制作ソフトは通称DAW(Digital Audio Workstation)と呼ばれ、各社色んなメーカーがソフトを販売しており、初心者が誰しも通る道なのですが、まずDAWをどれにするかで必ず迷います。
ただこれに関して個人的な意見にはなりますが、世の中でリリースされているDAWは機能面・品質面ではほぼ差はない(このDAWだとこれが出来るけど別のDAWだと出来ないみたいなことは基本的にない)ので、見た目のレイアウトで良さげなものを選んでしまうのがおすすめです。
ちなみに僕が使っているのは「Ableton Live 11」というもので、無駄なものを一切省いたようなデザインになっていて個人的にはかなり気に入っています。
どうやら最上位バージョンは90日間限定で無料トライアルができるようなので興味がある人は一度インストールして触ってみてください。
今回のテーマである身につけるべきスキルとしては、まずこのDAWの使い方を徹底的にマスターすることです。
具体的には付属の説明書を読み込んだり、今ではYouTubeに「(DAW名) 使い方」と検索すれば分かりやすく解説してくれている動画などたくさん上がっているので一通り見てみて使い方をマスターしてしまいましょう。
理想は、ショートカットキーを覚えて手足のように動かせるようになる状態までいけると最高ですね。
2,曲の構成についての知識
続いて音楽の構成についての知識です。
曲を作るにはまず全体の骨組みから理解する必要があり、これが曲の構成にあたります。
ジャンルにもよってきますが、音楽というものは「イントロ・Aメロ・Bメロ・サビ」のようにお決まりの進行というものが存在します。
EDMに限っていうと、「Intro>Verse>Buildup> Drop(サビ)>Breakdown>Buildup>Drop(サビ)>Outro」が大体のお決まり進行です。
これを勉強するには自分の作りたいジャンルの音楽をとにかく聞きまくって、どの要素がどの順番で進行していくのかを研究するのが一番いいと思います。
あとはDAWに参考曲を読み込ませて、要素ごとに分解してみるのも色々と勉強になるのでオススメです。
3,音楽理論
音楽理論とは、「この高さ音の後にはこの高さ音を並べると心地よく聞こえる」など、音楽の偉大な先人たちが
理論として体系的にまとめたものを指します。
この音楽理論については、「理論通りにみんなが曲を作ったら同じような曲しか生まれず、オリジナリティに欠けるのでは?」など賛否両論ありますが、個人的には初心者のうちほど音楽理論は勉強しておくべきだと思っています。
というのも、初心者のうちは多少でも理論を理解していないとデタラメに音を並べてしまい、「なんか思ってたのと違う…」となって、その難易度から作曲のハードルが上がって音楽制作を敬遠してしまうようになりがちだからです。(過去の自分がそうでした。笑)
実際のところ、音楽理論通りに曲を作ってみるとプロのクオリティとまではいかないものの、なかなかいい感じに心地いい曲が作れたりするので、先人たちの知恵はどんどん利用していきましょう。
4,Sound Design
これは簡単に言うとソフトシンセサイザーを使って0からオリジナルの音を作っていく、「音作り」のことを意味していおり、特にEDM制作をする場合は重要なスキルになってきます。
既に他の人が作った出来合いの音を組み合わせても全然音楽は作れますが、これだけだとやはりオリジナリティに欠けます。
料理に例えると、レトルトでカレーを作るかスパイスからこだわって0からカレーを作るかという感覚に非常に近いです。
出来合いのものだけでそれなりのものは作れるけど、それ以上のものを作りたいのであれば素材からこだわるみたいな。
ただこれに関しては「この音が正解!」というものはなく、楽曲全体で聴いた時にその音がマッチしているかなど、かなり感覚的な要素が強いものにはなるので奥が深いです。(僕も現在絶賛勉強中です。笑)
最後に
音楽制作はその難易度から、途中で挫折する方がかなり多い趣味ですが、始めてみると相当奥が深かったりするので興味ある方はぜひ挑戦してみてください!