こんにちは。
花島き です。
突然ですが、問題を出します。
国の立場として、ある道路が渋滞していて、道路の渋滞を改善して欲しいと言われました?
あなたらなどうしますか??
僕はひたすら道路の容量を増やす事を考えていました。道路の強化ですね。
バイパス作るとか高速作るとか迂回路作るとか。
この考え方だと、対策直後は渋滞は解消しますが、しばらくすると元の状態に戻ってしまったり、逆に渋滞になる可能性があります。
理由は道路を拡張すると、バスや交通機関の魅力よりも自動車がさらに勝り、益々自動車が使われるようになり、結局道路が混んでしまいます。
さらに自動車が使われると他の公共機関の経営が厳しくなり、バスや電車のサービスが強化できず、益々自動車有利となり、トータルで目的地への手段が自動車になってしまい、結果渋滞になります。
直線的な思考だとこうなります。
システム思考と言われる思考だと、他の繋がりを見据え、全体像を捉え、考えます。
解答例としては
バス専用の道路を既存の道路に設け、公共機関も使ってもらえるようにし、自動車の数を減らし、徒歩とバスを増やす事で渋滞を緩和します。
別の例としては
自動車の進入に税金をかけ、自動車の魅力を下げ、道路の渋滞を緩和し、電車、バス等の公共機関を使ったりと促します。
もしくは、速度制限をかけ、自動車による道路の魅力を下げ、バスや電車を使ってもらう。かつ、速度制限をかけるので事故率も低下。渋滞も緩和。
トータルで渋滞を緩和でき、渋滞エリアの都市部のイメージアップにもなったという話です。
部分的な所を常に強化する事だけが改善ではなく、時には弱体化する事でトータルでは改善できるのです。
強化すれば良いというわけではありません。
上記の内容はなぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?という本を読んだ話です。
今はYoutubeでも学べますが、本もやはり良いですね。
色々学べるので読書は好きです。
会社に例えると自動車が制作部、バスが営業部、電車が管理部とかですかね?
面白いと思いませんか?強化する事だけが答えではないのです。他との繋がり、作用を考え、対応するのです。
部分最適の総和が全体最適にならないのです。
副作用という言葉は無く、ただ単に作用しているだけなんです。その作用をただ、考えていなかっただけ、考慮できなかっただけです。都合が悪い作用をただ副作用と逃げているだけです。
勝気な人ほど、部分最適になってしまう気もするのかなぁ。
僕も勝気なんですが、目的を省みて全体を見たいものです。
フリーランスではなかなか考えないような気もします。会社に属する事で経験出来ることが多々あります。
さぁ、一緒に働きましょう!!
採用ページはこちらです。
最後に、
ピーター・ドラッカーの名言で締めようと思います。
いかに優れた部分最適も全体最適には勝てない
では
と思ったけど、もう一言。
冒頭の花島きは伊藤ひをパクりました。花島が二人できたわけではありません。
ひさんが最近7kg痩せたと風の噂で聞き、勝手にライバル視してます。
ただ、今、圧倒的に負けているのですが、このまま負ける予感しかありませんorz
ひさんに勝負は挑んでいません。
僕なりにダイエットをがんばろうと思います。
たぶん。。。がんばる。。。きっと、がんばる。きっと。。。。orz