Web3の時代

    どうも。
    伊藤です。

     

    リーマンショック後に誕生したビットコイン。
    民主主義的に選ばれた機関ではなく、中央集権的な一部のエリートが作った金融政策によりお金の価値が左右された分かりやすい事例です。この事件、ならびにこれまでの違和感や不透明性を解消するための行動が形になったものがビットコインだと思っています。

     

    ビットコインの歴史を理解する

    Web3という言葉は広義に利用されており、現状の日本では人によって認識や焦点がずれている事が多々あるように思います。暗号資産(仮想通貨)、ステーブルコイン、ブロックチェーン、NFT、DAO、メタバース、DeFiなど。

     

    私自身もまだ分かりやすく説明できないため、Web3の中で最も歴史の長いビットコインの歴史(ブロックチェーンの歴史)を勉強中ですが、非常に興味深く面白いです。創設者は「サトシ・ナカモト」という日本の名前の方です。様々な憶測はありますが、結局のところ実在するのか?日本人なのか?個人なのか?今生きているのか?など何も分かっていません。面白いのは「誰が作ったのかもわからないものが10年以上も運営されており、成長、拡大している」という点です。

     

    中央集権や1カ国で運用されるのではなく、様々な国籍の有志が募り、個人を主体とした新しい組織が形成された初めての事例です。Web3時代の新しい組織「DAO(分散型自律組織)」の誕生です。

     

    Web3の本質はDAO

    Web3の進展に伴い、中央集権的なプラットフォームや組織の一部は無くなり、その代わりに分散化が進むと思っています。Web2や既存組織の全てが無くなるのではなく、金融や医療など分散化が求められる(効率が良い)ものはシフトしていき、Web2とWeb3、既存組織とDAOは共存が続くはずです。この共存の中でWeb3の利便性、利益、機会などを見極め享受するにはこれまで以上に高いリテラシーが求められ、且つこの教育ができていないのが現状の日本です。

     

    行政でもDAOについて国家戦略の観点から議論は始まっていますが、DAOの推進に大きな役割を果たす暗号資産(仮想通貨)に対する否定的なイメージが先行しており、この事が他国と比較してDAOの後塵を拝している要因となっています。過去に何度か発生した暗号資産のハッキング事件、投機的なイメージが日本では強すぎるため、このイメージは早いところ払拭し、もっとDAOの魅力や可能性に目を向けるべきだと思います。

     

    海外のDAOは日本語の情報も少なく敷居が高いため、まずは日本国内のDAOに参加してみるのもありかもしれません。

    和組DAO
    Ninja DAO
    Henkaku Discord Community
    國光DAO

     

    NFTが日本を助ける?

    2日前に「アジアで最も豊かな国の座を台湾に譲り渡す」という記事を見ました。
    豊かさは環境や人の価値観により異なるので勝ち負けなどは無く、比較するものでもないと思っていますが、勢いが無い、成長していない、という点は悔しくもあり残念です。そろそろ韓国が日本を抜くのも時間の問題とも記載されており、成長が鈍化している事を強く感じます(子供達が心配になります)。

     

    経済成長には「子供を作れる、作りたいと思える環境を作り人口を増やすべき」というのが主な対策の持論ですが、そう簡単にはいきません。そんな日本の経済成長の機会となるのがNFTだと期待しています。

     

    日本は世界で通用する漫画やアニメ、ゲームなど数多くのデジタルコンテンツを生み出し、また得意としているコンテンツ大国です。昨今では投機や話題性で認知されてきたNFTですが、このコンテンツ大国日本にとっては強みになる仕組みだと思っています。
    現状では日本のコンテンツが海外のNFTマーケットで主に扱われていますが、まずはここから打開していき、新たな成長の機会にするためNFT時代に備え準備をしていきます。

     

    2021年に大きく変わった(まだ間に合う)

    難しさや新しい事に対する疑念など、Web3の大衆化には時間を要してきましたが、米国の動きをきっかけに2021年は大きくシフトしたイメージでいます。
    暗号資産(仮想通貨)は市民権を獲得し、NFTやDeFiも各分野で普及が進みました。

     

    既に1年以上経過していますが、されど1年です。まだ乗り遅れていません!
    波に乗り遅れないようまずは関連書籍と仮想通貨を購入してみるのは如何でしょうか(斡旋している訳ではないため、自己責任でお願いします)。

     

    ではでは。