受験生を抱えるのは、自分が受験生であった時の苦しみとは別物です。
愚息は、夏休みの夏期講習から少しづつ塾の回数を増やしただけで、
後期の内申点は上がりませんでした。。。
本人以上に、本当にがっかり・・・
怒り沸騰をぐっと堪えて、限られた学校の見学に勤しんでおります。
今日は、高校受験の「併願優遇」のお話しです。
「併願優遇」とは
私立を受験する時の優遇制度で、第一希望の都立(学校によっては、第二希望の私立も含む)が不合格だったら「併願優遇」をくれた私立高校に必ず行きます。というものです。
「併願優遇」を貰えたら、試験はありますが、落ちることは殆どないそうです。(白紙回答や、面接での失態があると、落ちることも有り)
行ってもいいと思える学校があるなら、是非欲しい・・・この「併願優遇」
どうしたら「併願優遇」を貰えるのか?
・内申点が各学校の条件を満たす
・学校見学及び個別面談をして「併願優遇の内諾」を高校から頂く
・中学から、高校に、所定の申請書類を提出(推薦書と誓約書)
・高校から中学に結果通知が出される
「併願優遇」が決まるスケジュール
12/14~16は中学の先生が「併願優遇」を希望する生徒の為に、高校に推薦書類を提出し「併願優遇」の可否が決定します。
その為に、11月末位から中学では三者面談を行い「併願優遇の内諾」を頂いた高校を各家庭から中学に報告します。
というわけで、「併願優遇の内諾」を頂くには、希望する高校の「学校見学と個別面談」を学生と親で必ず行わなければなりません。
勿論「併願優遇の条件(内申点や遅刻早退欠席等)」をクリアしているか募集要項で確認し、基準を満たしていれば、個別面談で余程の失態を犯さない限り「併願優遇の内諾」は頂けます。
でも「併願優遇の条件」を満たしていなくても「評価ポイント」というのがあり、そちらを認めてもらえれば内申点に加点され「併願優遇の内諾」を貰える可能性があるのです。
更に、募集要項に記載されていない「評価ポイント」がある場合もあり、じっくり膝を交えて高校の先生と教育方針が一致しているか、評価してもらえるポイントがないかを話し合うと、入学後のギャップもなく、楽しい高校生活が迎えられると思います。
良くある「評価ポイント」(学校により異なります)
・皆勤賞
・英語検定、数学検定、漢字検定、その他所定の検定で3級~2級以上
・生徒会活動
・部長や委員長
・部活動3年継続
・各種コンクールや大会での実績(都大会以上)
成績の良い子も悪い子も「併願優遇」が欲しければ、内申点で絞り込まれた学校から選ぶしかないのです。
今日も内申書を見せながら「併願優遇の内諾」を頂く為の「評価ポイント」を巡り、「学校見学と個別面談」に行ってきます。
(ダメ男のマネージャーを務める母)