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    カテゴリー 日常 / プライベート

    雨は降らぬが地は固まる地元

    こんにちは、営業部の野見山です。

     

    先日といっても先週のお話ですが、お盆の休暇をいただきまして地元に帰省しておりました。

    やっぱり地元のご飯はうまい。そう考えるのもつかの間、

    今年に関しては私の祖父母の初盆ということで父方、母方、従兄などの家を何件か訪ねてきました。

     

    色々とお話していく中で、皆さんが口々に言うのは、「ここ1ヶ月くらい全く雨が降らない」ということ。

    私も気になって調べてみたんですが、8月の地元の雨量は現状10㎜にも満たない、という状況で、

    私の地元は農家の方がとても多いので、作物、ひいては集落一体にかなりの影響があるようでした。

     

    特に私の地元は山々に囲まれている地域ですので、より雨が降らず田んぼの水の取り合いが起こっているとのこと。

    聞いたところによれば各々の田んぼの入り口にある木の板(これを上げ下げすることで水を入れるか入れないかが決まる)を自分の田んぼのところは上げる、その周りの人のものは下げる、みたいなことがあるのだとか。(こわい…)

     

    というわけで割と集落がざわついている状況ではあるみたいなんですが、

    それでも結局皆さん最後には、それでもあそこの家のリンゴがおいしい、米をたくさん分けてくれるとか、お返ししないととか、耕運機をみんなでシェアするとか、なんだかんだで支えあって生活してるんやなーと感じました。

     

    他愛もない話で恐縮ですが、どの時代、どの場所にも小さな争いは起きるもので、それでもうまく付き合って助け合えるところで支えあっていくことが大事、と東京にいたら忘れてしまいそうな感覚を地元や祖父母に改めて教えてもらった気持になりました。

     

    最近は帰省したら家族とだけ過ごすことが多かったのですが、

    地元の方とお話するのもいろんな世界を知れるいい機会だなと思いましたとさ。。