こんにちは、デザイナーの林です。
前回のはっさくは元気です。
先日、私の応援しているVtuber、いわゆる推しがライブに出演しました。
私は残念ながらチケットが当たらなかったので、現地ではなくネットでの配信チケットで参加したのですが、それに合わせて販売されていたライブグッズの「AR機能付きアクリルスタンド」が、最新技術を駆使されていて面白いなと思った&オタクとしてシンプルに嬉しかったので、今回はそれをご紹介させてください。
推しの紹介ではなく、面白かった技術の紹介です・・・(小声)
アクリルスタンドとは
まず、アクリルスタンドとはなんぞや、という話なのですが、簡単に言うとアクリル板にイラストや写真が印刷されていて、台座と本体の2パーツからできているグッズです。
組み立てることで平らな場所に立たせることができ、バラせばアクリル板のみの厚みになって持ち運びにも便利なので、近年ではアニメやアイドルだけでなく、野球などスポーツチームや演歌歌手さんなど幅広いコンテンツで発売されている割とポピュラーなものになってきてるみたいです。先日、チアのプロチーム所属の元バイト仲間もアクスタになっていました。
ざっとその辺にあったアクスタを並べてみました。
5cmくらいのミニキャラのものから、30cm近い大判のものまでさまざまなサイズが展開されています。一番よく見る&私が好きなのは10~15cmくらいです。
今回のAR機能付きアクスタも標準的なサイズ感です。
AR機能付きアクリルスタンドの仕組み
今回のARは、パッケージの裏にやり方やQRコードが記載された用紙が入っていて、それに従ってセットアップをする感じでした。
使うものは購入したアクリルスタンドと用紙に記載されているQRコード、いつも使っているスマートフォン、「STYLY」というアプリケーションの3つです。
STYLYというアプリは今回初めて使用したのですが、
STYLYは、アーティストに空間表現の場を提供するVR/AR/MRクリエイティブプラットフォーム
というものだそうです(公式サイトから引用)。ホームタブにはスタッフピックアップの(おそらく)個人投稿の作品が並んでいて、他にはイベントや商品・ショップのPRの一環としてARシーンの提供なども行っているみたいです。
アプリ以外にもWebからアクセスしたり、もしVR機器がある場合にはそこからもみられるらしいです。曖昧ですみません。
一応リンクを貼っておきます。STYLY公式サイト
推しをARで出現させよう
実際にARを起動して、その場に推しを出現させてみます。
まず、STYLYのマイページ、ダウンロードタブから推しのシーンを選んで、見るを選択します。ここで設定を変更するとARの他にVRなどでも見られるみたいです。
シーンを起動すると、カメラが起動して、平面を探してくれます(画像右)。
平面が見つかったら、きてほしい位置に来るようにカメラを調節して画面をタップすると・・・
なんと推しが出てきます。
なんとこのAR、そこにいるだけでなく動くんです。
かわいい。すごい。えらい。(語彙力の喪失)
ちなみに、認識した位置から動かないようになってるので、こんなふうにいろんな角度からペラペラな推しを見ることができます。
アプリ内で写真と動画が撮影できるようになっていて、今回の写真もアプリ内カメラで撮影したものです。
AR機能を活用してオタ活をしてみた
このAR機能、最初はへーおもしろい(一回でおわり)くらいになるかなと思っていたのですが、これが意外と使いどころ満載で面白かったので、ついでにそれもご紹介します。
左から、おしゃれケーキの上に土足で立つ推し、スタバの謎スペースに立つ推し、そしてカラオケのプロジェクタールームの真ん中に立つ推しです。
すぐ飽きてしまうかと思いきや、なんやかんやで写真を撮る機会がある度に、このARを起動して推しで遊んでいます。
一度読み込んでしまえばいつでもスマホ一つで起動できるので結構気軽に遊べますし、動くので写真が一辺倒にならずに毎回違う表情がみれて楽しいです。主に面白写真を撮りたい時に使用しています。
これからAR付きのグッズがどんどん増えていったら、もしかしたら写真を撮る時は絶対ARを起動、なんてことにもなっていくかもしれません。
VR、ARという言葉はよく聞くようになってきましたが、やっぱり難しそう、お金がかかりそうという印象が強く、こんなに実生活でエンタメとして気軽に扱えるようになってるとは思ってませんでした。
いろんなものに取り残されないように、どんどん新しいものにふれていきたいな〜と思うきっかけになる出来事でした。
P.S.ちなみにご紹介していたアクリルスタンドは公式ストアでまだまだ買えます。気になった方は是非。送料を加味しても3000円でお釣りがきます。
(身近な方でしたら私のをお貸しします!)