We’ll focus to Vietnam. やっぱウチはベトナムやで~

    毎度、川勝です。

    5月はベトナム、7月はシンガポールとベトナム、9月はサンフランシスコに行きました。
    私は出張時には朝から晩までかなりパンパンに予定(商談)を入れますし、
    出張を有意義なものにすべく出張の前後には日本国内で関係する方々と会って
    情報の入手に努めます。よって最近は海外関連の情報に多く触れていたことになります。

    5月のベトナム出張では地場の開発会社(同業者)を数社訪問したのですが、
    当たり前のように日本向け以外の売上が多くありました
    主に北米向けで、次にEU向け、他アジア・オセアニア向けと続いています。

    プロジェクト内容も単価も各国ともにあまり変わりがないと。
    ではわが社も海外から仕事を取れるということか!特に最近はスマフォの案件が多いし
    なおさら可能性あるね!

    ということでベトナム法人代表の藤田と盛り上がり、巷で話題のシンガポールに出張に行くことに。
    7月の出張に先立ち、偶然にもシンガポールの知り合いが6月に来日したのでそれも
    シンガポール出張を後押しすることになりました。
    そしてシンガポールに出張に行くと、頑張っている日本人に多数会えましたし、
    大手含めて多くの企業がシンガポールに進出しているし、景気はいいし、
    ベトナムから2時間で飛べるしでかなり盛り上がりました。

    シンガポール出張前の7月中旬にサンフランシスコの会社とアポイントが取れました。
    北米は遠いし時差もあるので行くなら1週間以上の滞在は必要だったので
    かなり多くのアポイントを取得して準備万端で行きました。

    まさにアメリカ!
    プロジェクトの規模もダイナミックで発想もデカイ。
    なによりもIT系は大手からベンチャーまで多くの企業が存在しており、我々のような受託企業は
    仕事に困らないどころか品質さえ担保すれば相当程度の需要が見込めそうでした。
    もちろん出張ベースでは無理なのでエース級を駐在させないといけません。

    と数カ国に出張に行ったこともそうですが、それに付帯して国内で大量に情報入手をしましたので、
    かなり得るものがありました。
    まずはベトナムのバイタリフィアジアが充分コンペティティブだということです。

    ベトナム追い風の一例
    ・今年の6月、GMOがハノイの開発会社ランシステムを買収(PDF)
    ・今月9月、DeNAがハノイの開発会社パンチ・エンターテインメントを買収(PDF)
    ・特別な営業はしていないが毎週数社が視察に来られる。
    ウチも知らないうちに他社に視察に来られているケースも多くあると聞きます。

    これらはいずれもスタジオとしてのベトナムの価値と、国としてのベトナムのポテンシャルを
    高く評価
    してのことです。
    国策でITに力を入れ、国全体の平均年齢が30歳を下回り、人口が9000万人近く、
    タイまで1時間、シンガポールやインドネシアまで2時間で行ける立地、社会主義ながら
    安定した政治など評価すべきポイントは非常に多いです。

    最も力を入れるべきはベトナムであり、120名規模で計画を練っていましたが
    そんなレベルではなく、1000人規模の拠点とすべく最大限の力を注ぐべきと感じました。
    需要はいくらでもある、しかし供給力を維持拡大することが世界的にも困難であると。

    また生産力の強化だけでなく、現地での営業も強化しなければならない。
    ベトナムというのはすごく注目されている国なので、こちらから営業に行かなくても
    わざわざ視察に来ていただけるという国です。
    来ていただいた潜在顧客に充分な対応をしてアフターフォローをキチンと行えば可能性が高まります。

    営業も開発も強化する、まさに日本と同じ。
    細かい内容はこれから決めていきますが、ベトナムに経営資源を割いていこうと考えています。
    その体制がうまくいきそうであれば、すぐさま打つべき次の手も見えています。

    ということで、ウチはベトナムやで~。