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    カテゴリー 技術 / デザイン / 制作

    そうだ、アプリの研究しよう vol.1

    この間、友人から「会社の紹介写真なんであんなカワイイポーズなの?w」って突っ込まれた坂田です。

    ギャグのつもりのポーズなので、指摘されてうれし恥ずかし。

    隣の銅像の真似してるんですよろしくどーぞ!

    さて前回に引き続き、お茶の間を楽しませたいと思います(‘∀`)
    Vol.0で告知しましたように、第一回目は以下のテーマで書いていきます!

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    vol1.じぶんインサイト。
    なぜ人はアプリをダウンロードし、アプリを使い続けるのか。
    ”削除”されないアプリとは何か。をまずは自分の事例から考えます。
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    ★なぜ自分を掘り下げるのか?

    最近、UX(ユーザーエクスペリエンス)やUI(ユーザーインターフェイス)の講座にちょくちょく参加している坂田です。
    その中でも印象的だったことです↓↓↓↓↓

    ・HCD(人間中心設計)やUXを考えるとき、そこに存在するのは全ての人間を視野にいれることが大切。 ユーザー=WEBを使う人だけでなく、クライアントさんや自分自身をもいちユーザーとして考え、設計をすること。  ・ユーザーが該当サービスを使うとき、どのような心理状態かを推測することが大切。 →その推測を正確にしていくためには「人を理解すること」が大切 →まずは一番身近なユーザーである、自分自身の理解からはじめる →「自分がなぜこのサービスを好きなのか。」という単純な問いがUXを考える元になったり良いUIを設計することにつながる。

    まずは、一番感覚的に理解しやすい自分というユーザーを調べることが、大事ということがわかりました。
    そのため、第1回ではまずはなぜ自分がこのアプリを使い続け、
    削除していないのかをユースケースとして分析することにしました。

    ★なぜTweetbotを選んだか

    1. Twitterクライアントアプリを探していた。

    当時、何のアプリ使ってたか忘れましたが、RTと引用RTの機能がなかったかなんかで、
    良いTwiiterクライアントないかなーと思ってました。

    2.先輩に相談して教えてもらった

    仲が良い社内の先輩に「何使ってるのですか?」と聞いて教えてもらいました(^q^)そしてその場で色々いじらせてもらいました。
    それまで、twitterクライアントは無料のを使っていたのですが、信頼のある人からの紹介&実際に触って良かったことがキッカケですぐに購入しました。
    価格帯が¥250と高くなく、購入しやすかったのも大きな点です。これが、500円だと迷ったかも。

    3.おしの一手!!

    ぱっと見て、メニューとか色々と自分の好みでカスタマイズできることがわかったので、「まー変えられるなら大丈夫でしょ」的なことを思い、購入。あとは一応ネット検索して評価高かったので、購入。

    上記をまとめると、私のアプリ購入までの行動プロセスは以下のようになります。
     Want/Desire・・・○○のようなアプリ欲しいわ~      Search・・・友人に聞く・ネット検索する・itunesストア検索      Interest・・・興味あるものを発見      Search・・・ここでいう検索はシェアされている感想(口コミ)の検索      Action・・・行動・購入

    AIDMA,AISASとか色々ありますけど、なんか違う(^q^)
    あくまで個人的なプロセスということで。

    ★動機についての考察
    日常的に使うアプリ・ユーティリティアプリは単純に広告見て「欲しい!」と思うよりは
    機能として○○があったらなぁとか、こうゆうアプリあったら便利だなぁ
    みたいな特定のニーズ(interest or desire)から始まることが多いのではないでしょうか。

    ゲームアプリがひとつも入ってない坂田のiphoneなのでゲームアプリを購入する時
    の心理プロセスはまた変わるかもしれませんが、私のiphoneに入っている有料アプリはほとんど「プリセットアプリじゃ機能足りないよぉ・・・」的なとこから始まり、購入に至っているものがほとんどです。
    動機の種類としてもwant(いいのあったら欲しいわぁ)的な弱い欲求とdesire(今すぐほしんじゃ!)みたいな強い欲求がありますね。

    ★行動プロセスのなかで決め手となった部分
    自分にとって、大切だったのは、ある程度信頼ができる「口コミ」と「価格設定」でした。
    まぁあたりまえっちゃあたりまえですね。口コミはより信頼があるものを。
    この信頼感がユーザー毎にとても異なるものですよね。。。
    私なんかは芸能人が宣伝しているほど信じないタイプですし、
    はたまた「カリスマブロガー」が使ってれば購入しちゃう若い女の子たちもいるわけで。

    アプリを使うターゲットを明確にして、そのターゲット内で信頼がある人物・対象は何かを考えることが大切そうですっ。
    価格設定はなんとなくですが、ジュース何本分って換算することが多いような気がしますw

    まとめ==========================
    私の購入行動パターン
    欲求→商品探し→興味→評価の検索→行動

    ・評価の検索の質が問われる時代になってきている
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    ちなみに、 前述のAISASの最後のSはシェアのSですけど、
    これってほんの一部の人で、実際はSerchのSが2回ある方が多いんじゃないかしらなんて思います。
    特に「感想書いたら送料無料!」とかアプリはないので、シェアする人って少なそうだなと思います。
    シェアしてもらう仕組みづくりも大切ですね。

    つらつらとか来ましたが、あんまりオチはないですw
    最後になぜそのアプリを削除せずに使い続けているかについて考えてみます。

    ★なんでこのアプリ使い続けてるんだろっ?
    色々この機能がすきだなぁなんて挙げては見たんですが、結局行き着いた結論が
    なによりも・・・ 「不便」と思わない。

    わたしの場合、カスタマイズとか全然してません。
    購入動機に「カスタマイズできること」が入っていたにも関わらずです。
    結局は基本的な部分が満たされているので削除しないんだなぁと思いました。1.よく使うアクション-リプライ・リツイート・メッセージ 2.見る時の操作性-リストの切り替え・更新・フォントサイズ・会話の表示 3.基盤-落ちない・読み込み早い

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    まとめ
    色々と機能をつめこむよりもそのアプリでよくする行動に焦点をあてて、
    そこの最低要件を詰めることが大切。

    十分要件(これだけあれば問題なし)より必要要件(これだけは満たしていないとならない)が
    満たされれば人はその存在をいらないとは思わないのかも。なんて思いました。
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    今回はここまでにしておきます(^q^)

    次回は
    vol2 たにんインサイト
    なぜTweetbotは人気があるのか。私のお気にいりポイントが他人と同じではないはず。
    他の人が良いを思っているところはどこなのかを考察します。

    更新日は木曜日!もう11月も終わりの木曜日!ひゃ。