先日ラスベガスで開催された家電見本市のCES 2013
日本のメディアでも結構取り上げられていて、
特集を見かけることが多かったのですが、
その中で、気になったものが一つ。
タイトルのとおり、
韓国サムスンが発表した
「1台で2台になるマルチビューTV F9500」
1台のTV画面で2つの別の番組が観れるそうです。
それぞれ専用のメガネとスピーカーをかけると、
一方には番組A、もう一方には番組Bが見えると。
こ、これは、、、
確かに画期的な技術かもしれませんが、
同じ部屋で同じ画面を見ながら、何も共有しないという、
家族を持つ身としてはとても悲しい機能だと思いました。
これで、野球中継が観たいお父さんと、
ドラマが観たい娘のチャンネルの取り合い
という昭和なイザコザ風景が消える。。。
かもしれませんが、
そんな希薄な関係はあまり見たくないですね。
同社は、このTVを
「THE NEXT FRONTIER OF TV」
と謳っているようですが、
もっと愛のあるフロンティアを目指してほしいです。
(他にも機能は色々あるようですが。。。)
高精細や、極薄有機ELなどの高機能な部分は良いですが、
人間関係にまで影響しそうな機能というのは、
あまり流行ってほしくないのが個人的な感想です。
一般的には、これは「アリ」な機能なのかな。
世間はいつのまにやら、そんなドライなことになっているのでしょうか。