PM部の里山です。
衆議院選挙が終わってから、
日本円 – アメリカドルの関係は円安傾向になっています。
ここ3ヶ月で20円近く円安に傾きました。
WEB/アプリ制作者としては大きく気になる点が二つあります。
1.Apple関連の費用
AppStoreの有料アプリの最低金額やiOS Dev Programの費用が上がるかもしれません。
円払いなので、いくら円安になろうとAppleが価格を据え置けば影響ないのですが、
iOS Dev Programでは円高に伴い値下げしておりその逆が起きる可能性があります。
(Standardプログラムだと10500⇒8400円に下がっています)
アカウント取得を考えているなら、今のうちに取っておいた方が良いかも。
2.AWSのランニングコスト
こちらはドル払いなので、毎月課金していると結構影響を受けますね。
高性能のインスタンスを何台も使っているようなサービスだと、
円安によるランニングコストの増加は無視できないレベルになりそうです。
EC2ラージインスタンスを東京リージョンで1台使っている場合、
1時間あたり0.350$なので 0.350$ × 24時間 × 30日 = 252$ になります。
1ドル90円だと月額22,680円
1ドル91円だと月額22,932円
といった具合に、1円変わることで月々のコストが1台あたり252円変わります。
インスタンスを数十台も使うような大規模サービスだと、
万単位で月額料金が変わるということですね。
もし円安が進んで1ドル120円とかになったら中々ぞっとする話です。
※アメリカリージョンだともう少し安くなります
ということで、景気回復するならうれしいですが、
あまり極端な円安にされてしまうとお財布が心配という話でした。