どうも石川です。
今回も僕が注目している映画を紹介します。
紹介するのは「エリジウム」です。
2154年、人類は少数の富裕層が住むエリジウムと
貧困層が住む荒廃した地球に分かれていました。
余命五日を宣告された男があらゆげる病気を
治せるエリジウムに向かうという話です。
主演はマット・デイモン、監督はニール・プロムカンプです。
監督の名前を聞いても、イマイチ何を撮ったのか
分からないという方が大半だと思いますが、
この監督の前作は「第9地区」です。
第9地区を知っている人も多いのではないでしょうか。
南アフリカのヨハネスブルグでは宇宙人に
アパルトヘイト政策を行っているというシニカルな要素と
後半の一転した宇宙人と人間の逃亡劇という熱いアクションが
展開される映画でした。
監督のニール・プロムカンプは実際に南アフリカのヨハネスブルグ出身であります。
エリジウムの世界も富裕層と貧困層は分離されている世界であり、
どこかアパルトヘイト政策を思い出させる設定でもあります。
話のテーマ的な面も注目ですが、他にも注目なのはビジュアル面、
それもガジェットではないでしょうか。
主人公のマット・デイモンが着ているスーツに期待感が高まっています。
アイアンマンやバットマンのスーツのような洗練されたものとは
全く違った無骨な骨格だけのスーツを着て戦います。
第9地区でもパワードスーツを装着して戦うという熱い展開がありました。
ニール・プロムカンプ監督は社会格差を描きつつもこういった中二魂を
失わない素晴らしい監督ではないでしょうか。
第9地区を見た人も見ていない人もぜひ観てください。