毎度、川勝です。
2015年初投稿です。本年もよろしくお願いします。
さて、今年のテーマは「欲」です。
マイケルダグラスとチャーリーシーン主演の「ウォール街」という映画で、
マイケルダグラス扮する投資家のゴードンゲッコーが株主総会で、筆頭株主としてスピーチをするシーンがあります。
経営陣の怠慢を追及して、自身の投資リターンについて触れた後、以下の名スピーチがあります。
日本語訳(原文は末尾に掲載):
「欲」は良いことだ。「欲」は正しい。「欲」は導く。
「欲」は進化の精神の本質を明確にする。
「欲」には、生きる「欲」、お金の「欲」、愛、知識の「欲」などありますが、人類を成長させてきました。
そして「欲」は会社だけでなく、米国をも救うことになるだろう。
この映画は米国人であれば誰でも知っており、マイケルダグラスの数々の言動が経済界にも影響を及ぼしたと言われています。
映画では最後に逮捕されるので、やりすぎは勿論よくないのですが、彼のスピーチには共鳴するものが多くあります。
わかりやすい「欲」があれば、正しく判断しやすい。
winwinの関係を築くにはまずは自分が儲けないと話にならないわけで、やはり「欲」が正しいと思える。
顧客のために、従業員のために、家族のために、自分のために、「欲」深くあれば、正しく導かれやすい。
「欲」は成長意欲を掻き立てます。
今年は節度ある「欲」をもって取り組んでまいりたいと思います。
何卒よろしくお願いします。
原文:
The point is, ladies and gentlemen, that greed, for lack of a better word, is good.
Greed is right. Greed works.
Greed clarifies, cut through and captures the essence of the evolutionary spirit.
Greed, in all of its forms – greed for life, for money, for love, knowledge –
has marked the upward surge of mankind.
And greed, you mark my word, will not only save Teldar Paper, but that malfunctioning
corporation called the USA.
Thank you very much.