こんにちは、石川です。
今回も期待の映画「アントマン」を紹介します。
アントマンはお馴染みマーベル作のヒーローでアイアンマンやハルク、
スパイダーマンと同じ世界にいるヒーローです。
彼の特徴とは何と言っても自分の体のサイズを変更できること、
予告編も自分の体を変化させながらの戦いが印象的でした。
ストーリーはマイケル・ダグラス演じるハンク・ピムはアントマンとなるポール・ラッド演じるスコット・ラングをスカウトし、
アントマンになる能力を授ける展開のようです。
原作のハンク・ピムは初代アントマンでとして活躍していたのですが、今回は元々アントマンだったのか、
それともアントマンになれるスーツを開発しただけなのかは不明です。
監督はジム・キャリー主演の「イエスマン “YES”は人生のパスワード」のペイトン・リードです。
毎回、独特の監督人選が光るマーベルですが、今回の人選はコメディが得意な人を呼んできたという形でしょうか。
なぜコメディの得意な人を人選したのか、それは僕的には非常に悲しい経緯があるようです。
アントマンの元々の監督はエドガー・ライトでした。
エドガー・ライトといえば、まさにボンクラ、オタクのための映画を撮ってきた、最高の映画監督です。
特に彼のショーン・オブ・ザ・デッド、ホット・ファズ、ワールズエンドはアメリカ映画に非常に敬意を示した作品で、
ゲラゲラと笑いながらも、僕たちの大好きだった映画を思い出せて、泣かせてくれる非常に楽しい映画を撮っていました。
そんなエドガー・ライトがマーベルのヒーローのアントマンをやるというので僕も期待大でしたが、制作を巡って、
マーベルと揉めてしまったようで、監督を降板してしまいました。
特にアメリカの映画界ではよくあることですが、非常に残念です。
製作所期のシナリオ作成の段階からエドガー・ライトは相当絡んでいたようなので、エドガー・ライトは降板したといえ、
エドガー・ライトのお得意のコメディ路線という方向からの変更は難しく、ペイトン・リードが採用されたのかなと石川は
思っています。
それを考えると予告編の最後の方に出てくる某人型機関車にアントマンたちが轢かれそうになるくだりはエドガー・ライトのアイディアだったりして、
思ったりします。。。
今となってはエドガー・ライト版を想像しても無駄ですが、ペイトン・リードのアントマンも面白いものにしてくれると思いますので、
皆さん、映画館に観に行きましょう。
そして、エドガー・ライトの映画も見ましょう!