毎度、川勝です。
巷では、英語が重要、理系脳が必要と言われています。特にIT業界ではよく聞きます。
そういえば、高校時代に数学の先生に「男は理系に行け」と言われて反発したことを覚えています^^;
しかしながら、最近ビジネスマンとしては国語も非常に重要ではないかと思うことが多くあります。
デジタル時代で、会話よりも文字によるコミュニケーションが増えてくる結果、
文章をキチンと理解する能力(読解力)や伝える能力(文章力)は極めて重要と思います。
弊社も社内コミュニケーションにチャットワークというビジネスチャットツールを活用していますが、稚拙な文章を書くとなかなか伝わらなかったりして、便利ツールが却って効率を下げたりします。主語や立場を明確にせずに議論されていることに、違和感を持つこともよくあります。
また文章構成力や起承転結、序論本論結論などの能力も、ビジネス現場で重要です。
「目的と手段」や物事の手順、進め方なども国語に通じるのではないでしょうか。
経営者で読書家が多いのも、知識を得るため、多様性を理解するためでもありますが、
同時に国語能力も上がっていると思います。
「モノ余りだけど、資源に限りがあり、環境に配慮する」という難しい世の中を快適にするのは
テクノロジーの進歩というのはもちろん同意ですが、文系的脳も活躍する機会はまだまだありそうです。
いろんな人が活躍できる社会が楽しくていいですね。
我々の会社もそうしたいです。
では。