毎度、川勝です。
下町ロケット面白いですね。かなりリアルに感じます。
昨日の第8話では、競合会社に技術力や実績では勝っていたけど、
政治力(営業力)で負けて、結果的にリプレイスされてしまいました。
我々の業界でもよく起きる現象と思います。
バイタリフィグループも実績も多く技術推しの会社ですが、
そのプロジェクトならウチでしょうという案件で他社に流れてしまうケースがあります。
うまくはいえませんが、「見えざる手」みたいなパワーに負けたと感じることもあります。
下町ロケットでは最終的に巻き返すと思いますが、実際のビジネスの現場では
一度リプレイスされた案件を取り戻すのは極めて難しいです。
「たとえこの裁判に負けたとしても、ナカシマに特許を奪われたとしても、屁でもありません!培ってきた技術力だけは奪えない!正義は我にありだ!」by佃航平
結果的にはこの裁判には全面勝訴しましたが、ほんとその通りで、「見えざる手」で
一時的に負けたとしても、正義は勝つと思います。
政治的に動くことも大人の世界では重要ですが、やはり本来的に質を追求する、顧客満足とは何たるかに愚直に突き進むことが長期的には企業の競争力になり、社会貢献になると信じています。
これからも本質的な視点をもって企業活動をしていきたいと思います。