制作部の西坂です。
今から10年前の1月にある発表がありました。
「電話を再発明する」と発表されたAppleのiPhoneです。
あの発表で思い出されるのがiPhoneのネタ画像。
iPodに電話のダイヤルを追加しただけ。もうダイアルというのを知らない人も多いかな。
iPhoneが革新的だったのは、タッチ操作ではないでしょうか。
ちなみに当時はMicrosoftのWindows Mobile機やBlackBerryのようなキーボード付、スタイラスで操作が一般的でした。
日本でもWindows Mobile搭載のSHARP W-ZERO3が携帯インターネット端末として人気で自分も所有していました。
Androidは半年後に初の端末のAndroid G1が登場しています。(日本未発売)
ただ、タッチ操作は搭載したけど、それ以外は従来の端末イメージを引きずっている感じでした。
ちなみに初代iPhoneは、北米中心で日本では通信規格が対応できないため未発売でした。
OS自体もApp Storeが用意されず、Webアプリ前提の仕組みでした。
この為、発売開始直後のiPhoneは今となっては信じられない事ですが、今一歩人気が出ない期待はずれの端末というイメージでした。
この流れが変わったのは2008年に次期OSバージョンでアプリ開発が可能になり、App Storeが用意されることが発表され、OSがリリースと同時に発売されたiPhone 3Gが登場するまで待つことになります。
ちなみに初代iPhoneは私も手に入れていました。今は部屋の置物になっていますが。
ちなみにAndrodは試行錯誤を続けてiPhone登場後から2年後にdocomoからHTC HT-03A、Androidを搭載した初代Xperiaは3年後の2010年に登場しています。
docomo HTC HT-03A
docomo Sony Xperia SO-01B
今だと誰もが当たり前に使っていて、弊社バイタリフィも含めて業界の構造を変えてしまったiPhoneやAndroid端末はまだ登場して10年しか経過していないという事がある意味驚きですね。
iPhoneは、電話のみならず様々な分野で再発明するきっかけとなったんだなぁと感じます。