はじめまして。
制作部の稲葉です。
フロントエンドエンジニアとして3月から入社しました。
どうぞ宜しくお願い致します。
さて、3月7日から6月5日まで六本木の国立新美術館でミュシャ展が開催されているのをご存知でしょうか。
今月はじめに友人と行ってきたのでその感想をお伝えします。
アルフォンス・ミュシャはチェコ出身のアール・ヌーヴォーを代表する芸術家の一人で、
日本でも有名なので一度はその絵を見たことがあるのではないでしょうか。
日本とチェコが国交を回復して60周年と、国立新美術館開館10周年の節目から今回の企画展開催となったようですね。
展示会の構成としては
・ミュシャとアール・ヌーヴォー
・世紀末の祝祭
・独立のための闘い
・スラブ叙事詩
といった感じにテーマが分けられていています。
詳細はミュシャ展オフィシャルサイトにありますのでそちらをチェックしてみてください。
全20点をまとめてチェコ国外で世界初公開されるということで一番のみどころになっているスラブ叙事詩
いざ会場に入るとどーん!と目に入るのがこれらの作品で、その大きさには驚きました。
大きいものでは610cm×810cmもあります。でかい。むっちゃでかい。
全体をきちんと見るためにはかなり作品から離れる必要があります。
作品を見るときにタッチを確認したくて近寄ってみたりしますが、上の方は高すぎて見えないくらい大きいんですよね。
こんなに大きな作品をミュシャがどうやって描いていたのか、想像してみるのも楽しいです。
写実的な描き方をしているのも特徴で、女性と花がモチーフの絵のイメージしかなかったので新鮮でした。
リトグラフ作品では技術の進歩具合や作品の精密さの進化がみて取れます。
他にも、動画が見れるスペースがあったり、おなじみのアール・ヌーヴォーのポスターやパリ万国博覧会の壁画の下絵や素描など、見ごたえたっぷりでした。
Tシャツ、ポストカード、クリアファイル、トートバッグなどの販売もあり、たくさんのポストカードを購入。ホクホクしながら帰路につきました。
今後も機会があれば美術館に足を運びたいと思いました。
短い感想ですが、ちょっと気になっているけども行くか悩んでいる方、
普段は美術館に行かない方にも足を運ぶきっかけになるとうれしいです。
ミュシャ展 http://www.mucha2017.jp/
国立新美術館 http://www.nact.jp/